マナレジとは、アニメ『ドキドキ!プリキュア』の登場人物、相田マナ(キュアハート)とレジーナのカップリングの通称である。
12話のラストから登場したレジーナは、キングジコチューの娘だけあってか、欲しい物は何でも手に入れたがる自己中でわがままな少女だった。
そんな彼女の前に現れた、キュアハートこと相田マナ。他のプリキュア3人がレジーナを敵と見なして警戒する中、純真な笑顔を見せたり、アイちゃんがレジーナに懐くのを見たマナは、レジーナが根っからの悪い子じゃないと思うようになる。
レジーナの方もマナのことを気に入り始め、マナを独り占めしようとしてたびたび騒動を起こすが、いつしかマナと本当の友達になりたいと思うようになる。しかし、ロイヤルクリスタルを手にした途端目が赤く変化するなど、レジーナは良い子になったり悪い子になってしまったりと、一進一退が続いて2人の距離はなかなか縮まらない。
ある日、雪山でプリキュアとジコチューが戦った時のこと、真琴の攻撃でクレバスが発生し、レジーナはその裂け目に転落(なぜ飛ばなかったのかというツッコミは無しで)。助けようとしたマナも一緒に落ちてしまう。2人は何とか助かり、目の色が元に戻ったレジーナは、かつて勝負に負けてクリスタルを渡す約束を破ってしたことをマナに謝り、思いが通じたことを喜ぶマナは彼女を抱きしめる。駆けつけた他のプリキュアにも謝罪して仲直りしたレジーナだったが、その矢先、ジコチュートリオに氷漬けのアン王女ごと連れ去られてしまう。
父・キングジコチューの元へ引き出されたレジーナは、これ以上プリキュアと戦うことをやめるように懇願するが、キングジコチューはこれを拒否しただけでなく、レジーナの力を奪わた挙げ句拘束される。レジーナとアン王女を救うためにトランプ王国へやって来たプリキュアはジコチュートリオたちと激しいバトルを繰り広げ、マナはレジーナを救おうと単身向かってレジーナと再会する。しかしそれは、レジーナを囮にしてマナを倒そうとするベールの罠だった。2人は溶岩の海に落とされそうになるが、助かる手段は頼りなげなたった1本の蜘蛛の糸、それも1人分の体重しか支えられない。マナとの出会いで愛を知ったレジーナは、マナを助けるためマグマの海へ身を躍らせた。「マナ・・・大好き」の言葉を残して・・・。
しかし、マナはそんなバッドエンドで終わらせるような子ではなかった。なんと足を蟹挟みにしてレジーナをキャッチ、これぞまさに(キュア)ハートキャッチプリキュア!(違う違う)とにかく、蜘蛛の糸が切れたら別の手段を使って2人一緒に助かる方法を見つけるというポジティブ思考で、この問題を突破。同時にレジーナの力も戻り、怒り狂うキングジコチューを尻目に、マナとレジーナは名画「卒業」のような愛の逃避行で、トランプ王国から脱出したのであった。
元の世界に戻ったマナ達一行。身寄りの無いレジーナを、マナは自分の家族として受け入れ、マナの両親・祖父もレジーナを快く歓迎する。家族の温かさに触れ、夜は一緒のお布団。まさにラブせつの再来と誰もが思った・・・が、親の愛情を知らないレジーナは疎外感が生まれ、かえって寂しさを感じてしまう。皮肉にも、マナの親切が裏目に出てしまったのである。
そんなレジーナにつけ込むかのように、幻影とは言えキングジコチューが自ら乗りだし、泣き落としにかかってレジーナの心を揺るがした隙に、大量のジャネジーをレジーナに植え付ける。洗脳されたレジーナは再び悪に戻ってしまうが、マナはどうしてもレジーナを攻撃できない。躊躇している間にレジーナの攻撃を受けたマナは変身が解けてしまい、駆けつけたキュアエースがレジーナを撃退する。しかし、レジーナは憎しみの目で「絶対に許さない!」と言い残し、キングジコチューに奪還されてしまう。後には、泣き崩れるマナの姿が残された
それまでどんな困難にもへこたれなかったマナだったが、この一件で遂に心が折れてしまい、二日間も部屋に籠もったまま食事も取らず、レジーナの幻覚を見てしまうほど心身ともに衰弱してしまった。キュアエースが活を入れてくれたおかげで無事立ち直ったものの、肝心のレジーナはキングジコチューによって深い眠りに就かされ、物語から一旦退場となる。
マナとレジーナの心は通じ合うと思えば、何度もすれ違うなどなかなかうまくいかず、多くのファンをヤキモキさせた。雪山の和解~マナのレジーナキャッチとドキプリ20・21話は非常に熱い展開が続き、先述の通り、フレッシュプリキュア!の桃園ラブと東せつな(イース)のように敵から味方となって、レジーナが5番目のプリキュアが予想した人も少なくなかったと思われる。
しかし、プリキュアオールスターズであるお方が「世の中そんなに単純じゃないよ!」と言ったように、そう簡単に事は運ばなかった。レジーナとの再対決は当分引き延ばしになってしまったが、プリキュアにならずとも、せめて満薫のように仲間になってほしい、そして今度こそマナと本当の友達になってほしいと、誰もが願っていることだろう。
16話のサブタイトルで、レジーナ「マナはアタシのもの!」と発言しているが、彼女の場合はヤンデレというよりは、子供特有の独占欲や幼さが強調されている(実際、マナの回想シーンで、レジーナがランドセルを背負ってはしゃいでいるシーンがある)。また、雪山での遭難などでは百合好きな大友によるキマシタワーの声が相次いだという。いずれにせよ、2クール目はまさにマナレジ尽くしだったことに間違いは無いだろう。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/25(金) 06:00
最終更新:2025/04/25(金) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。