ユールモア 単語


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ユールモア

1.0千文字の記事

ユールモアとは、ファイナルファンタジーXIVFF14)に登場する都市である。

概要

第一世界の「ノルヴラント」と呼ばれる地域、その中のコルシアの洋上にある都市で、プレイヤーは「漆黒のヴィランズ」編で訪れることになる。

元首「ドン・ヴァウスリー」が統治する歓楽都市。ヴァウスリーは第一世界に蔓延る「罪喰い」と呼ばれる魔物を操る異を持っており、それによりこの都市の人々は罪喰いにおびえることなく享楽に耽って過ごしている。また、どこからか「メオル」という食料を調達してきており、これにより基本的に食糧難に陥る心配もない。

この都市の人々は「自由市民」と「労役市民」に分かれる。「自由市民」はこの都市に入る際に財産利権都市に譲渡し、それと引き換えに都市内での不自由のない暮らしが約束される。「労役市民」は自由市民の需要に適った人々が選出され、自由市民に奉することで都市内に住む権利を与えられる。この世界において、罪喰いに襲われない・食料に不自由しないということは何事にも代えがたく、多くの人々が労役市民になるチャンスってユールモアの近辺に集落を築いている。

かつては罪喰いと先を切って戦う方針で、クリスタリウムと共闘していたこともあった。しかし罪喰いを操る異を持つヴァウスリーが元首となったことで罪喰いとの融和に方針を大転換し、現在クリスタリウムと敵対に近い関係になっている。

ネタバレ

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ヴァウスリーがユールモア内に大罪喰いを匿っている可性が浮上し、光の戦士暁の血盟の一行はそれを確かめるためにユールモアに行こうとするが、罪喰いである「メオル」をそれと知らずに食べ続けてヴァウスリーに操られる対となったユールモア市民たちがそれを阻む。市民らを制しつつヴァウスリーの元に辿り着いた一行は、そこでヴァウスリー当人こそがコルシアに君臨する大罪喰いであることを知る。

ヴァウスリーは民をにし、さらに追い詰められてそれを見捨てて逃げたことで、事実上の失脚。その後、ヴァウスリー大罪喰いとして討滅され、ユールモアは元首不在の状況となる。

ヴァウスリーを追う過程でのタロース(≒ゴーレム)の制作にてリーダーシップを発揮したチャイ・ヌズを新たな元首に据え、新たな形のユールモアとして再出発することになった。これにより、クリスタリウムとの関係も改善している。

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