レーザー・キャノン(laser cannon)とは、映画『スターウォーズ』の宇宙船や戦闘車両に搭載されている銀河系で最も一般的な兵器である。
レーザー・キャノンはブラスターとよく似ているが、こちらのほうが大型でありエネルギー量も桁違い、なおかつ長めの砲身を採用しており長距離の砲撃が可能。武器のエネルギーは専用の発生機で生成、あるいは船の反応炉から供給される。
この武器は非常に汎用性が高く、人やドロイドが使用するタレットタイプから大型艦船用に大型化した物まで様々な使われ方をした。
長距離からのミサイルや対戦闘機用の迎撃装備としても活躍しており、この世界での攻撃装備であると同時に最重要の防御装備である。
レーザー・キャノンの威力は、製造メーカー、反応炉の大きさ、使用場所、そしてもちろん砲手の技術に依存するため全てが均等な性能ではない。
しかし、軽量で安価なものでも小惑星を破壊できるほどの十分な威力があった。
このレーザー・キャノンの動力に使われている燃料となるガスは装甲を施されたタンクに高圧で貯蔵される。このタンクにはオーバーヒートして穴があいたり爆発しないように、超低温冷却ユニットが取り付けられている。ブラスター・ガスの放出が制御できなくなると、宇宙船の船体に爆発で大穴を空ける可能性がある。そのために、通常のレーザー・キャノンには、動力源とガス貯蔵部の先に冷却コイルか放熱器が取り付けられていて、連射したさいの温度上昇を防げるようになっている。
ティバナ・ガスが宇宙船に搭載されたジェネレーターなどから供給される非常に強力なエネルギーによって励葵されると、ガスから強力な光子が放出される。この光子はレンズ群によって焦点を調整され、レーザーの砲口から標的に向かって発射される。ガスチェンバーをより大型化して大量のエネルギーを供給し、さらにレンズの精度を上げることによってレーザーの出力はより大きくなり、破壊力も増す。
レーザー・キャノンやターボレーザーは、目に見えないエネルギー・ビームを光速で発射する。レーザーを発射したときに見える光弾は正確にはビームに沿って移動するパルスの輝きで、光速より遅いのである。このような光弾の輝きはビーム全体のエネルギーを減衰させ、射程を縮めてしまう。そのためにエネルギー・ビームを回転させ、無駄な輝きを減らすことによって射程を射程を伸ばしているのである。
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最終更新:2025/12/06(土) 10:00
最終更新:2025/12/06(土) 09:00
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