ローム・ボスフォレームス・ハイラルとは、ゲーム『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に登場するキャラクターである。
かつて存在し、ガノンによって滅亡したハイラル王国最後の王であり、ゼルダの父親。100年前の大厄災で命を失い、魂のみが存在している。100年の時を経て目を覚ましたリンクは記憶が曖昧になっており、いきなり全てを語れば混乱すると考えた王は、仮の姿をとってリンクのことを見守っていた。始まりの台地では黒服に身を包み、家を建てて暮らしている。台地内の各所で狩りをしたり木を切ったりしており、話しかけるとゲーム内の基礎的な知識を教えてくれるため、チュートリアルとしての役割も備えている。パラセールで滑空して登場することが多いからか、プレイヤーからは「パラセールおじさん」と呼ばれることが多い。
始まりの台地にある4つの祠を訪れると、いよいよリンクに真実を語る。100年前に起きたことや、カカリコ村にいるインパについて伝えるとともに、今もガノンを抑え続けているゼルダを救ってほしいとリンクに頼む。最後にパラセールを渡し、リンクの目の前から消える。
リンクの思い出した記憶の一つ「父と娘」では、厄災前の王とゼルダのやりとりを見ることができる。遺物の研究を行うゼルダに対し、王国の姫として厄災封印の力を得るために修行に身を注げと厳しく言いつけ、遺物に関わることを禁止した。
ハイラル城の図書室には秘密の部屋があり、そこで王の手記を読むことができる。手記にはゼルダが産まれてからの出来事が書かれており、娘としてだけでなく、王国の姫としてゼルダと向き合わなければならなかった王の複雑な思いを垣間見ることができる。王妃の急逝で母親に代わってゼルダを育てなければならなくなった王は、娘に学者の気質があることには気づいていたものの、ガノン復活の予言のため泉での修行を増やすよう命令せざるをえなかったようだ。また、手記には「王家の習わしに従い ゼルダと名付ける」という記述があり、ブレスオブザワイルドがゼルダ史のどこに位置するか議論する上で重要なファクターの一つとなっている。
エンディングでは、リンクとゼルダを英傑たちと共に見守り、魂が消えていくシーンがある。
ブレスオブザワイルドの100年前を描く『ゼルダ無双 厄災の黙示録』にも登場。厄災を倒し、平和な世界を取り戻すため指揮を執る姿が描かれる。
掲示板
22 ななしのよっしん
2023/05/30(火) 18:51:24 ID: C85ViAixjr
このじじいおひいさまに厳しくしてるときも心を痛める顔見せるし王でなく父親としてゼルダ救出をお願いしてきたりするから好き
ガノン野郎の復活があと数ヶ月くらい遅かったらパラセールおじいさんスタイルでフィールドワークについてったのかな
23 ななしのよっしん
2025/04/24(木) 12:35:07 ID: df1IQbHDCd
親子ともども探り探りやるしかない状況だもんな
「ゼルダが無理なら自分が」って出来るならやってただろうけれど、それは不可能なんだし
シングルファザー状態の王様という立場を考えると安易に責められん
24 ななしのよっしん
2025/10/03(金) 01:52:07 ID: 0GY731Ec93
最大の不幸は歴代の姫の力の覚醒について「口伝のみ」システムだった
(伝承者の早逝対策がなく、書物も碑文も存在しなかった)事だよなあ。
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最終更新:2025/12/06(土) 07:00
最終更新:2025/12/06(土) 07:00
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