一生残る恐怖と衝撃で、一生残る愛と勇気をね!! 単語

イッショウノコルキョウフトショウゲキデイッショウノコルアイトユウキヲネ

一生残る恐怖と衝撃で、一生残る愛と勇気をね!!とは、漫画えろペン』に登場した漫画家富士鷹ジュビロの発した台詞で、彼の漫画創作論である。

概要

記事名は台詞の後半部分を抜したものであり、正式には以下のようになる。

世界中の子供たちに愛と勇気をね!

与えてあげる前提で、――まず怖がらせるだけ怖がらせてあげちゃうよーーん!!

一生残る恐怖と衝撃で、一生残る愛と勇気をね!!

初出は「サンデーGX 2004年5月号」掲載の第48話「その統計はちょっと待った!(前編)」。単行本では12巻に収録されている。

作中で、主人公漫画家炎尾燃が連載している漫画雑誌「週刊リベンジ」は企画として「読者統計バトルトーナメント」を計画する。連載作家が順次読み切り作品を掲載し、アンケートの一番票数が多い作品をハリウッド映画化するという企画であり、炎尾も、そのライバル富士鷹ジュビロも大いに盛り上がる。そこで出てきたのがこの台詞である。

富士は1ページ丸々使った大ゴマで、ゆがんだ笑いを浮かべ、「うはははははは」と書き文字で笑いを上げながら、この創作論を披露する。次のページからは富士が構想する「恐怖野球」のシーンが始まるが、ペスト医師マスクをかぶった怪人異形生物を丸めてこねて野球ボールにして子供たちに投げつけるという悪夢のようなものとなっている。

言っていない台詞?風評被害?

なぜか現実漫画家である藤田和日郎台詞と勘違いされることが多く、サイン会などでリクエストされることなどにうんざりしているようだ。なんでやろうなぁ…

人によっては、「言ってないだけで、絶対思ってはいる」「作品からにじみ出ている」などと言及することもある。

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