主な作品に『コールド・ゲヘナ』『レベリオン』『アスラクライン』『ストライク・ザ・ブラッド』(以上電撃文庫)、『ランブルフィッシュ』『ダンタリアンの書架』(スニーカー文庫)など。『コールド・ゲヘナ』はアニメ化の企画が立ったが制作会社の倒産によって頓挫。2009年の『アスラクライン』まで著作のアニメ化はお預けになってしまったがその後『ダンタリアンの書架』、『ストライク・ザ・ブラッド』と複数の作品のアニメ化が実現した。
1999年、『コールド・ゲヘナ』で第5回電撃ゲーム小説大賞〈銀賞〉を受賞しデビュー。銀賞に終わったのは、話が明らかに未完だったため評価を下げられたそうな。さらに翌年、『M.G.H. 楽園の鏡像』で第1回日本SF新人賞、『アース・リバース』で第5回スニーカー大賞特別賞を受賞する。スニーカー大賞には変名で応募しており、選考の途中で変名であることがバレた結果、大賞や優秀賞ではなく「特別賞」に落ち着いたらしい。2005年に日日日の新人賞5冠が話題になったが、その5年前に3冠を達成していたことはあまり知られていない。
2004年に桜庭一樹や橋本紡らの一般文芸への進出が話題になったが、その1年前に双葉社からハードカバーで『聖遺の天使』を出版していることも、やっぱりあまり知られていない。そもそも日本SF新人賞受賞作の『M.G.H.』もハードカバーで出たのだが、続編が徳間デュアル文庫で出たこともあって一緒にライトノベル扱いされていた節がある。ちなみに『M.G.H.』は「このミステリーがすごい!」で30位以内に入るなど、SFガジェットを用いた本格ミステリとしてそれなりに評価が高い。
多くのシリーズを持ち、ライトノベルと一般文芸を掛け持ちしてコンスタントに作品を出し続けている中堅人気作家なのだが、ライトノベル界隈ではあまり話題にならない。たとえば『ゲヘナ』は『FSS』、『M.G.H.』は森博嗣、というように元ネタが解りやすいなど、「どこかで見たような話」が多いため、ネット上での評価はそんなに高くない作家である。
最近は『絶対可憐チルドレン』のノベライズをしたり、『メタルギアソリッド ポータブル OPS』のシナリオを書いたりもしている。
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最終更新:2024/06/07(金) 03:00
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