『ストライク・ザ・ブラッド』とは、三雲岳斗によるライトノベル、それを原作としたアニメ及びそのOP名である。イラストはマニャ子が担当。
略称は「ストブラ」、「STB」。
作者曰く「どストレートな学園アクションファンタジー」。実際にはどこかに「ラブコメ」の4文字も入る。たぶん。
2011年5月より電撃文庫(アスキー・メディアワークス)から刊行されており、2016年4月に15巻をもって第一部完として作品がいったん終了となった。
そして2016年12月より16巻から第二部「終焉篇」が開始され、2020年8月に22巻をもって本編完結となった。
電撃大王2012年8月号よりTATEによる作画の漫画版が連載開始。
2013年3月、「ゲームの電撃 感謝祭2013&電撃文庫 春の祭典2013」にてアニメ化が発表された(後述)
このアニメ化は「アスラクライン」、「ダンタリアンの書架」に続く三雲岳斗3作品目のアニメ化である。
テレビアニメ終了後もOVAシリーズによる続編展開が続いており最終的に原作完結までアニメ化した。
続編展開についての詳細はコチラ。
微妙なパワーバランスの下、吸血鬼や獣人などの「魔族」と人間が共存する世界。日本政府の特務機関「獅子王機関」に所属する少女、姫柊雪菜は、伝説上の存在とされてきた最強の吸血鬼"第四真祖"の監視を命じられる。
見習いの自分が重要任務に就かされたことに雪菜は一度驚き、そして伝えられた第四真祖の身分に二度驚く。
最強の吸血鬼 - それは人工島「紡神島(いとがみじま)」に住む高校生であった。
物語の舞台は魔族特区“恩莱島”記憶なき第四真祖の新たなる戦い!!
「ようやく見つけましたわ、暁古城。
わたくしの名前は香菅谷雫梨・カスティエラ ――あなたの監視役ですわ」
絃神島 (いとがみじま)
東京南海に浮かぶ人工島(ギガフロート)。東西南北4つの人工島とそれらをつなぐ中央島からなる。魔族特区と呼ばれ、人類との争いで数を減らした魔族を保護すると同時に、魔族そのものに対する研究も行っている。
魔族(まぞく)
人類以外の知的生命体の総称。吸血鬼・獣人などの他に精霊なども含まれる。魔族特区内では保護されているが、腕に登録証を着けることが義務付けられており、無断でその力を行使したものは罰則対象となる。
真祖(しんそ)
吸血鬼の中でも最も古く、最も強大な吸血鬼。公に存在が確認されているのは、第一真祖・忘却の戦王(ロストウォーロード)、第二真祖・滅びの瞳(フォーゲイザー)、第三真祖・混沌の皇女(ケイオスブライド)の三人。加えて、第四真祖・熖光の夜伯(カレイドブラッド)の存在が新たに発覚した。第四真祖以外は、それぞれ夜の帝国(ドミニオン)と呼ばれる自治領を築き、眷属を中心とした、己の軍勢を有していた。
眷獣(けんじゅう)
主に吸血鬼が使役する、宿主の命を糧に実体化する、異界からの召喚獣。意思を持った魔力の塊。 眷獣を宿すことは吸血鬼以外にも可能だが、膨大な命を消費するため、事実上不老不死であり無限の生命力を持つ、吸血鬼専用。力の規模としては、武器ではなく兵器レベル。個人戦力の域を超えている。通常一人の吸血鬼が使役する眷獣は一体だが、古き力のある吸血鬼は複数の眷獣を使役していることもある。第四真祖の眷獣は全部で十二体。
獅子王機関(ししおうきかん)
政府の国家公安委員会内に設置された特務機関。大規模な魔導災害や魔導テロを阻止するための情報収集や工作を行っており、“メトセラの末裔”を主に集めて育てていることから一部では有名である。
七式突撃降魔機槍(シュネーヴァルツァー)
魔力を無効化する神格振動波駆動術式を組み込まれた槍。雪菜はこのうちの一つ、雪霞狼を預かっている。魔力を無効化するため、強大な魔力の塊である眷獣、ひいては吸血鬼に対する切り札となり得る。
2013年10月~2014年3月に放送された。全24話。原作の6巻までの内容をを3~4話形式で分割する方式をとっている。ただし最後の「暁の帝国篇」は2013年の電撃文庫イベント限定本「電撃文庫20de20!!」の短編を基にオリジナル要素を追加したアニメを締めくくるエピソードになっている。
その後アニメの好評を受けて、2015年にOVAの発売が発表された。『ストライク・ザ・ブラッド ヴァルキュリアの王国篇』として2015年11月25日に前篇が、12月23日に後編が発売。
そして2016年の原作15巻発売時に第2期とも言えるOVA/OAVシリーズ『ストライク・ザ・ブラッドⅡ』として新しい展開が発表された。内容は原作9巻「黒の剣巫篇」、11巻「逃亡の第四神祖篇」、12巻「咎神の騎士篇」のアニメ化となり2話収録の全4巻で発売。
更にその後2018年には第一部完結編となる第3期のOVA/OAVシリーズ『ストライク・ザ・ブラッドⅢ』の製作が発表された。内容は原作13巻「タルタロスの薔薇篇」、14巻「黄金の日々篇」、15巻「神祖大戦篇」のアニメ化となり2話収録の全5巻で発売。
更に更にOVAシリーズの好調を受けて2020年に単独OVAで「消えた聖槍篇」及び第4期のOVA/OAVシリーズ『ストライク・ザ・ブラッドⅣ』の製作が発表された。
最後には原作完結編である第5期のOVA/OAVシリーズ『ストライク・ザ・ブラッドⅤ -FINAL-』の製作が発表され本作は完結となった。
続編については「ストライク・ザ・ブラッド(OVAシリーズ)」を参照。
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 |
---|---|---|
AT-X | 2013年10月4日 | 金曜 23:30~24:00 |
TOKYO MX | 金曜 24:30~25:00 | |
MBS | 2013年10月5日 | 土曜 27:28~27:58 |
CBC | 2013年10月9日 | 水曜 26:38~27:08 |
ニコニコ生放送 | 2013年10月10日 | 木曜 23:00~23:28 |
ニコニコチャンネル | 木曜 23:30 更新 | |
BS11 | 2013年10月11日 | 金曜 24:30~25:00 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 動画 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 聖者の右腕篇 | I | 吉野弘幸 | 山本秀世 | 山本秀世 | 滝本祥子/青木理恵 | |
第2話 | II | 徳本善信 | 明珍宇作 | ||||
第3話 | III | 立仙裕俊 | 小市由佳/佐々木幸恵 | ||||
第4話 | IV | 立仙裕俊 佐野隆雄 |
井嶋けい子/原友樹 氏家嘉宏 |
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第5話 | 戦王の使者篇 | I | 花田十輝 | 佐野隆雄 | 平向智子 徳本善信 |
高井里沙/斉藤佳子 | |
第6話 | II | 宮尾佳和 | 秋田谷典昭 | 滝本祥子/今里佳子 原友樹 |
|||
第7話 | III | 佐々木忍 | 佐々木忍 宮西哲也 |
高井里沙/斉藤佳子 | |||
第8話 | IV | 湖山禎崇 | 和泉志郎 | 萩原正人/宮井加奈 竹本佳子/倉谷亮多 |
|||
第9話 | 天使炎上篇 | I | 吉野弘幸 | 徳本善信 | 奥野浩行/高井里沙 斉藤佳子 |
||
第10話 | II | 福田道生 | 立仙裕俊 | 佐々木幸恵/小市由佳 酒井智史 |
|||
第11話 | III | 神保昌登 | 山吉一幸/澤入祐樹 氏家嘉宏/高橋賢 平田和也 |
||||
第12話 | IV | 飯田崇 | 徳本善信 宮西哲也 平向智子 |
斉藤佳子/中西和也 竹森由加/渡辺奏 |
|||
第13話 | 蒼き魔女の迷宮篇 | I | ヤスカワショウゴ | 宮尾佳和 | 立仙裕俊 | 佐野隆雄/原友樹 丹羽信礼 |
|
第14話 | II | 徳本善信 | 明珍宇作/斉藤佳子 | ||||
第15話 | III | 川田剛 | 和泉志郎 | 萩原正人/竹本佳子 倉谷亮多 |
|||
第16話 | 観測者たちの宴篇 | I | 横谷昌宏 | 飯田崇 | 徳本善信 | 佐野隆雄/中西和也 竹森由佳/野道佳代 |
|
第17話 | II | KONAYUKI | 神保昌澄 | 佐野恵一/大塚舞 高橋賢/古屋けだま 荒木裕 |
|||
第18話 | III | 山本秀世 | 立仙裕俊 | 滝本祥子/原友樹 丹羽信礼/川口弘明 |
|||
第19話 | IV | 徳本善信 | 斉藤佳子/竹森由加 | ||||
第20話 | 錬金術師の帰還篇 | I | 吉野弘幸 | 矢花馨 | 佐藤綾子/水野隆宏 斎藤雅和/吉田肇 小川浩司 |
||
第21話 | II | 和泉志郎 | 萩原正人/竹本佳子 倉谷亮多 |
||||
第22話 | III | 山本秀世 KONAYUKI |
佐野隆雄 木下ゆうき |
井本由紀/大塚舞 佐野隆雄/中西和也 橋本真希 |
|||
第23話 | 暁の帝国篇 | Ⅰ | 山本秀世 | 徳本善信 | 明珍宇作/斉藤佳子 | ||
第24話 | Ⅱ | 立仙裕俊 | 佐藤恵一/佐藤隆雄 丹波信礼/原友樹 井嶋けい子/橋本真紀 井本由紀/明珍宇作 |
掲示板
694 ななしのよっしん
2024/01/08(月) 10:31:11 ID: ST9DjfnejE
>>692
まさに当時のラノベの王道な設定だった。
ストレート真っ向勝負って感じの。
695 ななしのよっしん
2024/01/30(火) 18:41:14 ID: zHjIHyNz5c
配信終了って聞いたので、急いで全話見てきた
やっぱり面白かった
でもなつきちゃんも伴侶の一人になりそうだったから、そこだけ残念だったかな
696 ななしのよっしん
2024/05/13(月) 07:24:08 ID: Ea4g1uQQg7
改めてアニメ見てみたけど、すごく計算されたシンプルなエンタメ作品って印象。
毎回新しいヒロインが出てきて、毎回わかりやすい悪役が出てきて、ド派手なアクションシーンがあって、一度は追い詰められるけどみんなの協力で逆転して…とすごく王道。
悪く言えばチープなんだろうけど、その辺わかって突き抜けさせているのはわかるから、あんまりチープさは感じない。
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最終更新:2024/11/09(土) 11:00
最終更新:2024/11/09(土) 11:00
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