上野懸垂線とは、東京都交通局が運営する懸垂式モノレールの鉄道路線である。
全線が東京都台東区上野公園を走行する非常に短い路線である。懸垂式および跨座式を通して日本初のモノレール路線として1957年12月17日に開業した。駅はすべて上野動物園内に所在するが、鉄道路線の一部が公道上に交差しており、動物園の遊戯施設としてではなく地方鉄道法に基づく公共交通機関の鉄道路線として開業した。現行法令では鉄道事業法に基づいており、列車の運転免許も都営地下鉄と同じである。運賃は線内の東京都交通局の自動券売機から購入できるが、交通系ICカードには対応していない。また駅が動物園内にある事情から、駅にたどり着くまでに動物園の入場料金が乗車券とは別途必要である。
車両等の経年劣化の状況を踏まえ、2019年11月より運行を休止している。
2023年7月、当路線を2024年7月までに廃止することを公表し、2023年12月27日に廃止された。
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最終更新:2025/12/06(土) 12:00
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