中野菜摘(なかの なつみ)は、日本の女子プロ野球選手(内野手)。
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少年野球チームの監督をしていた父の影響で、小学2年生の時に野球を始める。物心ついたころから野球好きで、ホークスの年間指定席を買っており、時間を見つけては球場へ通っていたほど。小学4年生の時にレギュラーとなり、6年生の時に西日本大会で優勝した。
中野の野球人生を大きく方向付けたのは小学校5年生の時。ホークスの集いで『女の子でもプロ野球選手になれるか』という質問をし、笑う周囲の大人をよそに当時の王貞治監督が『君がやれる実力を示したらルールを変える』と答えたことに夢と勇気を得た。
高校は女子野球の強豪:神村学園へ進学し、1年生の時にチームメイトの宮原臣佳(現:兵庫ディオーネ)とともに日本代表に選出される。3年次にもやはりチームメイトの厚ヶ瀬美姫(現:兵庫ディオーネ)、野口霞とともに日本代表に選出され、第3回IBAF女子野球ワールドカップにて日本の初優勝に貢献する。なお、野口は防御率0.00、負け無しの大活躍でMVPを獲得している。
高校卒業後に、やはり野球の強豪校である尚美学園大学へ進学。第4回、第5回のIBAF女子野球ワールドカップへ出場し、日本は3連覇を達成。大学卒業しイースト・アストライアへ入団した。
2013年、打率は.223と低迷したが出塁率.308、16打点、12盗塁の成績を残しイースト・アストライア創立初年度での総合優勝に貢献した。
2014年、高校時代のチームメイトであった厚ヶ瀬美姫がサウス・ディオーネからアストライアへ移籍し、川端友紀を二塁へコンバートした影響もあり、前期の試合出場数は激減。成績も前年から伸ばすことはできなかった。
2015年、1番セカンドとして前期開幕戦から4打数3安打の猛打賞。4月を8試合.500(20打数10安打)と大当たりで終え、自身初の月間MVPに輝く。7月3日の京都フローラ戦の第4打席でライトフェンスオーバーのプロ入り初本塁打を放った。本塁打を放った後は大味なバッティングが目立ち、打率が降下。シーズン終盤は下位打線に回されることもあり、最終的にリーグ12位の打率.283に終わったが、攻守でチームの主力として貢献した。
豹柄のプロテクターを着けて打席に入る。豹柄に限った訳ではなく、ゼブラ柄なども好きである様子。人気のある選手で、2015年5月にはニコ生内の番組であるスポヲチ(MC:石井一久)にも、常連出演者である川端友紀と共に出演している。
二塁守備には安定感がある。名遊撃手であるディオーネの厚ヶ瀬美姫は神村学園時代、レギュラー争いで中野との競合を避けるために遊撃手になったというエピソードがある。
天才肌の選手で、大学時代は1番を務めたが不調になっても打てていたので修正をしなかったと当時のルーキー座談会で語っている。さすがにプロ入りしてからは中学以来真剣に悩むようになり、他の参加者から精神面での成長を称えられている。
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最終更新:2025/12/05(金) 23:00
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