儀

儀とは、儀式、儀礼のことである。

また人名に使われる。

• 何儀（? - ?） - 後漢末の人。黄巾党の一味
• 許儀（? - 263年） - 三国時代の魏の武将
• 呉儀 - 中華人民共和国の政治家
• 丁儀（? - 220年） - 後漢末から三国時代にかけての政治家

漢字として

常

儀

Unicode

U+5100

JIS X 0213

1-21-23

部首

亻部

画数

15画

音読み（常用）

ギ

訓読み（常用）

-

𥪺

Unicode

U+25ABA

部首

立部

画数

19画

𥫃

Unicode

U+25AC3

部首

立部

画数

18画

意味

人の見かけ・姿、容子、法制、則る、決まりに則った行為、模範、天地や天地人などの根源、来る、配偶者、観測用の道具、贈答品、推測する、という意味がある。また（宜と通じて）よろしく～べし、（擬と通じて）なぞらえる、（賢と通じて）かしこい、という意味がある。日本語では、ことがら、という意味で使われる。

〔説文解字・巻八〕に「度なり」とある。

字形

形声で声符は義。初文は義。

音訓

音読みはギ（漢音、呉音）、訓読みは、のり、のっとる。

規格

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

儀羽・儀軌・儀形・儀式・儀仗・儀則・儀的・儀典・儀導・儀範・儀表・儀容・儀礼

異体字

• 𥪺は、〔広韻〕に儀と同じとある異体字。
• 𥫃は、〔玉篇〕に「古の儀字なり」とある古文。
• 簡体字は仪。

関連項目

• 海外の姓名の一覧