副とは、主たる物、機能、職位などに対してそれを補佐するという意味の接頭辞である。
例:副代表、副題、副社長、副首相、副都心、副垢、・・・
漢字として
- 意味
- 付随する、補佐する、相対する、副える、二分する、という意味がある。〔説文解字〕には「判(わか)つなり」とある。𩭺、㨽に通じる。
- 字形
- 形声で声符は畐。畐に満ちた容器という意味。
- 籀文として疈があり、畐+刀+畐の会意で、刀で二分するという意味。ただ疈はもっぱら犠牲を切る意味で使われ、副と用法が異なる。
- 音訓
- 音読みはフク、訓読みは、そう、ひかえ、すけ、さく、わかつ。名のりに、すえ・つぎ・ます、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 副を声符とする漢字には、㨽などがある。
- 語彙
- 副音声・副官・副業・副啓・副査・副菜・副作用・副産物・副司・副詞・副将・副食・副審・副題・副都心・副流煙
異体字
- 疈は、〔説文〕にある籀文。
- 𠠦は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。
- 㽬は、Unicodeに副と同じとある字。
- 𤗚は、〔集韻〕に本は副に作るとある字。〔説文〕には別の字として載っている。
関連項目