大沼公園駅とは (オオヌマコウエンエキとは) [単語記事]

大沼公園駅とは、北海道亀田郡七飯町にあるJR北海道・函館本線（駒ケ岳廻り）の駅である。
駅番号はH67。

概要

新日本三景の1つである大沼国定公園への玄関口であり、特急「スーパー北斗・北斗」の一部および快速「アイリス」が停車している。ホームは単式1面1線で交換不可。それとは別に側線があり、大沼駅発着の列車が留置されていることがある。
駅舎はレトロな雰囲気をもつ建物であり、改築はされているものの以前からの雰囲気を残している。
かつては当駅から大沼電鉄が接続していたが、函館本線（砂原廻り）開通時に廃止されている。

1907年（明治40年）に「大沼公園臨時乗降場」として開業するが、同年中に閉鎖。その後、1908年（明治41年）に「大沼公園仮乗降場」として再開業、1920年（大正9年）に「大沼仮乗降場」となり（この時、大沼駅は軍川駅に改称）、そのまま1924年（大正13年）に駅に昇格。1964年（昭和39年）に「大沼公園駅」に改称され（軍川駅は大沼駅に再改称）、現在に至る。

なお、駅弁として大沼牛を使用した「牛めし」があり（2010年販売開始）、駅前の店で購入可能なほか、下りの「スーパー北斗・北斗」の一部列車に積み込まれる。長万部駅の「かにめし」とは違い、予約制では無いため、指定された列車に乗れば大沼公園駅より先の区間内で車内販売で購入可能である。
このほか、「大沼だんご」と言う名物商品があり、「スーパー北斗・北斗」の一部列車（こちらは上下列車）で購入可能。