常念岳とは、飛騨山脈(北アルプス)の一座である。標高は2857m。
松本、安曇野から西に見える山々は常念山脈と呼ばれており、その主峰として君臨している。殊に安曇野から見える常念岳は端正な三角錐の形をしていが、これは常念岳東側にある前常念岳と重なって見えるためである。そのシルエットは「安曇野のシンボル」と称されるに相応しく堂々と聳え立っている。
山名の由来は、諸説あり、坂上田村麻呂の部下が逃げ込んだ説、この山に住む山姥の名という説、残雪に徳利を持った坊さんの形をした影ができるからという説などがある。
なお、槍ヶ岳、穂高岳といった北アルプスの主稜線上にある山は常念山脈の後方に隠れてしまうので、麓から拝むことはほとんどできない。
最も早く行けるルートは一の沢登山口だが、公共交通が無いので自家用車などでのアクセスか、タクシーを利用することになる。バスが発着する登山口は、中房温泉から表銀座コースを辿って、大天井岳から分岐するルートか、上高地から入山し徳澤(または横尾)から稜線に上がる道がある。
北アルプスの中では挑みやすい部類に入るとされてはいるが、2000m台後半の山上の気候は厳しいものであるので、装備はしっかりと整えて行くことは忘れずに。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/22(日) 20:00
最終更新:2024/12/22(日) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。