新即物主義(New Obectivity, Neue Sachlichkeit)とは、1920年代後半に勃興した美術運動である。
批評家のフランツ=ローは、1925年に表現主義と新即物主義の違いを表にまとめている。(ちなみに彼は「後表現主義」と呼んでいた)
表現主義 | 新即物主義 |
有頂天にさせられる物体 | 単純な物体 |
多くの宗教的なテーマ | 宗教的テーマの欠落 |
押し殺された物体 | 解釈を許す物体 |
奮起させる | 没頭させる |
躍動的 | 静的(あれ?) |
轟き | 静けさ |
即決 | 持続 |
明瞭 |
明瞭なようで不可解 |
大仏 | ねんどろいど |
暖まる | キモイくらいイカス |
厚化粧 | 薄化粧 |
ごてごて |
すべすべ、とっぱらっちゃった |
削っていない石 | 磨いた金属 |
仕事の過程が見える |
仕事の過程が見えない |
痕跡はある | 純粋な物体化 |
過剰なデフォルメ | 調和的な研磨 |
対角 |
フレームの四角 |
しばしば直角 | 平行 |
輪郭への働きかけ | 輪郭の内側への充填 |
単純 | 紳士の社交場 |
(Kaes et al, 1994) --- Wikipedia英語版より超訳
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 03:00
最終更新:2024/04/25(木) 03:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。