未来日記パラドックスとは (ミライニッキパラドックスとは) [単語記事]

――それは4月も終わりの出来事

秋瀬或が主役となる

数日間の”逆説の日々〈パラドックス〉”

（未来日記パラドックス　paradox1:主役交代のパラドックスより）

概要

『未来日記パラドックス』とは、漫画家えすのサカエの漫画『未来日記』の外伝作品の一つ。
主人公は少年探偵秋瀬或。未来日記の外伝としては、雨流みねねを主人公として描いた『未来日記モザイク』に次ぐ2作目。2008年から2010年までの間『エースアサルト』『ヤングエース』の2誌にわたって全5話が連載されていた。
また現在、巻末おまけ漫画の部分のみが『未来日記』アニメ版第8話のCパートとしてオリジナル要素を追加し映像化されている。

内容は、デウス・エクス・マキナの使い魔であるムルムルが引き起こした因果律の破壊により我妻由乃が消滅。
そのため負傷してしまった本編の主人公天野雪輝の代役を秋瀬が務めるというもの。
時間軸上では本編よりも前の出来事となる。

なお、最終話には本編終盤のネタバレにつながると思われるシーンが登場するため、本編全巻を読破済みでない場合は読むタイミングに注意が必要である。

秋瀬或: この作品における主人公。自称　少年探偵。（自らを”探偵見習い”と称した場面もあり）
負傷した雪輝の代わりとして数日間過ごす。
涙目で、息絶え絶えに助けを求めてきた雪輝に一目惚れしてしまう。通り魔を倒す際に『雪輝を救うこと』を条件として提示。
爆風を防ぐため盾にしたりと、ムルムルに対する扱いは冷たい。