札幌市交通局7000形電車 単語


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札幌市交通局7000形電車とは、かつて札幌市交通局が保有し、東豊線で運行していた地下鉄車両である。

概要

18m3ボギーで、1988年東豊線開業に合わせて導入が開始され、1994年までに4両編成20本80両がえられた。当初は東西線6000形を改良の上導入する予定であったが、仕様変更が生じ番号も改められた。但し基本的な機構は6000形に準じている。

車体・内装

そうした経緯にしては6000形とはあまり似ていない。直線基調ではあるが、非常口オフセットして左右非対称形にしたのはむしろ3000形譲りと言える。カラーリングの地に側面の上下にラインカラーブルーの帯を巻いたが、1994年導入の3次では帯を取りやめ、非常口・側ブルーをあしらうデザインに変更した。またやはり3次から、札幌市章に代えてSTロゴを配しているが、こういったコンセプトが以降に投入されたすべての新車両で採用されており、デザインの統一が進められた。ちなみに当系列からアルミニウム体を採用している。

内装では6000形譲りのイラスト入り化粧版を採用しているが、モチーフは異なる。これも3次から地下鉄では初めてのLED内表示器[1]を搭載した。

走行機器等

電動機出力は75kw/h、制御方式は電機子チョッパ制御、制動方式は回生制動付電気式と、ほぼ6000形を踏襲している。軌規格が東西線とほぼ同一で、実際に車両基地が東西線内であるため、入出庫の際には東西線内を走行している[2]

経過~引退

1988年に製造されている車両は1・2次1994年以降に製造された車両は3次と呼ばれ、前述のような仕様の違いが見られた。最大8両まで増結できるが、増結される機会はなかった。2014年から老朽化のため9000形に置き換えられ、2016年に全引退となった。

関連動画

関連項目

札幌市営地下鉄
南北線 東西線 東豊線
現行車両 5000形 8000形 9000形
引退車両 2000形 - 3000形 6000形 7000形

脚注

  1. *南北線東西線の表示器とは仕様が異なり、1段表示となっている。
  2. *東豊線内の建築限界のため、東西線車両東豊線を走行することはできない。
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最終更新:2025/12/11(木) 17:00

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