洲とは、川や海・湖の底に砂が堆積し水面から出ている地形のことである。砂州や中洲。
漢字として
- 意味
- す、波打ち際、島、諸島、大陸、という意味がある。
- 〔爾雅・釈水〕に「水中に居る可き者を洲と曰ふ」とある。〔広韻〕に「洲渚なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は州。州はもともと中洲を表す象形字だが、行政区画の意味で使われるようになって、区別のために洲の字が造られた。
- 音訓
- 音読みは、シュウ(漢音、呉音)、訓読みは、す、しま、くに。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。1990年に人名用漢字に採用された。
- 語彙
- 洲渚