湿 単語

シツ

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湿とは、湿り気という意味の漢字である。

漢字として

湿
Unicode
U+6E7F
JIS X 0213
1-28-30
部首
氵部
画数
12画
音読み(常用)
シツ
訓読み(常用)
しめる、しめす
Unicode
U+6FD5
JIS X 0213
1-63-28
部首
氵部
画数
17画
𤂽
Unicode
U+240BD
部首
氵部
画数
19画
𣺯
Unicode
U+23EAF
部首
氵部
画数
13画
𦒣
Unicode
U+264A3
部首
羽部
画数
20画
Unicode
U+6EBC
部首
氵部
画数
13画
𤃁
Unicode
U+240C1
部首
氵部
画数
19画
意味
旧字体は濕。
  1. (溼と通じて)しめった、しっけ、うるおす、ぬらす
  2. 中国河川の名。湿(トウスイ)。中国山東省を流れる(現在の字を用いる)
溼と濕は〔説文解字〕に分かれて載っているが、古くから混用された。濕の〔説文解字〕の本字は𤂽で、〔説文・巻十一〕に「なり。東東武陽を出でてに入る。ひ㬎。桑はく平原高唐を出づ」と、の名とある。また溼は〔説文・巻十一〕に「溼なり」とある。
字形
溼はの会意。甲文などではの形で、が加えられている形もある。生糸をで洗う、もしくは染料に染める意味とされる。止は踏み洗いするということかもしれない。のちに土が加えられて𤃁の形となった。湿地という意味である。溼はそれが変じた字。〔説文〕に「ふ。一、覆ふ所以なり。覆ひて土あり。故えに溼なり。㬎の省」とあって土を覆うので湿気の意があるとするが、甲文の形から正しくない。
濕は、溼が変じたとする説、㬎を符とする形説などがある。は㬎が累に訛したもので、曹のころには混用の例がある。
音訓
音読みは1.の場合、シュウ音、音)、シツ(慣用音)、2.の場合、トウ(音)。訓読みは、しめる、しめす、うるおう。
規格・区分
常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年常用漢字になった。JIS X 0213第一準。
湿気・湿潤・湿・湿度

異体字

  • 濕は、旧字体で人名用漢字である。常用漢字表に参考字体として載っており、2004年に人名用漢字に格上げされた。JIS X 0213第二準。
  • 𤂽は、濕の〔説文〕の本字。
  • 𣺯は、〔正字通〕に「濕、俗に𣺯に作る」とある異体字。
  • 𦒣は、〔字彙補〕に「古文の濕字。廣川書跋に見ゆ」とある異体字。
  • 溼は、本字の一つ。
  • 𤃁は、〔正字通〕に溼と同じとある異体字。
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