滋賀レイクスターズとは (シガレイクスターズとは) [単語記事]

滋賀レイクスターズとは、滋賀県大津市を本拠地とするバスケットボールクラブ、及びBリーグに所属するプロバスケットボールチームである。

概要

日本のバスケットボールクラブ／B1リーグ・西地区
滋賀レイクスターズ
基本情報
創設年	2008年
運営法人名 (所在地)	株式会社滋賀レイクスターズ (滋賀県大津市)
クラブカラー (チームカラー)	レイクスブルー／スターズイエロー／プラチナカラー
ホームアリーナ	ウカルちゃんアリーナ（滋賀県立体育館）[大津市]
ホームタウン	滋賀県大津市
前身	※無し
主要獲得タイトル
※無し
バスケットボールクラブ＆チームテンプレート

bjリーグ（日本プロバスケットボールリーグ）参入を機に誕生したバスケットボールクラブである。

愛称の「レイクスターズ（Lakest ars）」とは、"地域の人々に愛されるチーム作りを目指し、雄大な琵琶湖をはじめとした自然豊かな滋賀県の広い夜空にきらめく星々のように、チーム・選手・ブースターがリーグの星（star）となり、そこに関わるすべての県民とともに輝いていくことができるように"との願いが込められている。

余談だが、"レイクスターズ"という愛称は以前、同じく滋賀県大津市に本拠地としていた関西日本電気女子バレーボール部が使用していた経緯があり（※『NEC 関西レイクスターズ』というチーム名称であった）、こちらの愛称は、琵琶湖があることと「市民から愛されるようなスターになりたい」という2つの理由から名付けられていた。

トップチーム略歴

2007年、滋賀県内にプロバスケットボールチームを創設すべく『滋賀bj会』が発足される。"'08滋賀プロ元年へ"というスローガンを掲げていた。その後、同年8月にクラブ及びチームの運営法人が設立。翌月には2008-2009年シーズンからのbjリーグ参入が決定した。
2008-2009年シーズン、初の開幕戦がいきなりホームで前回王者の大阪エヴェッサとの対決となった。この試合を含めて開幕4連敗となったが、5戦目で初勝利を挙げる。最終的には、ウエスタン・カンファレンス6チーム中5位となって優勝プレーオフ進出を逃す。
2009-2010年シーズン、ウエスタン・カンファレンス7チーム中4位となり、滑り込みながら参入2年目で優勝プレーオフに初進出。しかしそのプレーオフの1回戦で大阪に競り負け敗退。
2010-2011年シーズン、ウエスタン・カンファレンス9チーム中4位で優勝プレーオフに進出。プレーオフ1回戦は京都ハンナリーズに延長の末競り勝つも、2回戦で琉球ゴールデンキングスに完敗し敗退。
2011-2012年シーズン、ウエスタン・カンファレンス9チーム中4位で優勝プレーオフに進出。プレーオフ1回戦はライジング福岡に競り勝つも、2回戦で昨年と同様に琉球に阻まれ敗退。
2012-2013年シーズン、ウエスタン・カンファレンス10チーム中4位で優勝プレーオフに進出。今シーズンからウエスタンに振り分けられた強豪の浜松・東三河フェニックスよりも順位が上であることも考えると（浜松・東三河はギリギリの6位でプレーオフ進出）、安定してプレーオフに進めれる強さになっていると見て取れる。しかしそのプレーオフにて京都に完敗しまさかの1回戦敗退。
2013-2014年シーズン、ウエスタン・カンファレンス10チーム中3位で優勝プレーオフに進出。プレーオフは1回戦で大阪に快勝も、2回戦では逆転負けとまたしても京都に屈する。
2014-2015年シーズン、ウエスタン・カンファレンス10チーム中4位で優勝プレーオフに進出。プレーオフは1回戦で大阪に快勝、2回戦で京都に競り勝ち、初めてカンファレンス・ファイナル（準決勝）に進出。しかし浜松・東三河に競り負けて3位決定戦に回るが、同戦の相手の岩手に競り勝って過去最高成績を達成する。
2015-2016年シーズン、bjリーグラストシーズン。ウエスタン・カンファレンス12チーム中5位で優勝プレーオフに進出。1回戦で浜松・東三河に昨シーズンの借りを返すが、2回戦で京都に競り負けて敗退。
bjリーグ終了後、Bリーグ参入に向けて色々試行錯誤の中、無事Bリーグ1部（B1）への参入が決定する。何より知事に支援表明されていたのに、B1リーグ参入に必要不可欠なアリーナの整備費用の負担を滋賀県から拒否されるという謎の事態に陥った。その後、仮設席や立ち見席を設けることでなんとかアリーナ条件の目処がついたが、このままでは先のシーズンでB1ライセンスを交付され続けれることは不可能であろうことをクラブは悟り、どうにかして新設アリーナの建造を目指すこととなった。
2016-2017年シーズン、Bリーグのルールにより、ホームタウンが大津市のみになる。地区分けでは西地区となり、旧NBLの強豪であるシーホース三河や名古屋ダイヤモンドドルフィンズと同じ地区となった。なお、肝心の試合だが、懸念される相手が前述した2チームであとはbjリーグで慣れた相手なのだが、途中で11連敗となるなど、bjリーグで安定した成績を残してきたチームとは思えないほどの低迷に陥ってしまう。しかしシーズン終盤が近づいた頃から急に成績を上げたおかげで、なんとか残留プレーオフ圏内から逃れ、自力で残留を獲た。ただ、西地区では結局最下位で終えてしまい、課題が残ったBリーグ初年度であった。