片手ダブルピースとは (カタテダブルピースとは) [単語記事]

片手ダブルピースとは、ハンドサインの一つである。アへ顔ダブルピースとはたぶん関係ない。

概要

親指だけを折って4本指を立てるハンドサインのこと。お笑いコンビ「男性ブランコ」がそのコントの中で披露して一部で流行った。

差別（？）

また、一部では差別表現ではないかという非難もあった。

・・・というのも、このハンドサインは部落民を指すからである。東日本のみなさんにはピンとこないかもしれないけど、西日本では「美人やけどあれはこれやで」（あるいは、もっとドストレートに「ヨツやで」）などと言いながら、このハンドサインをして部落民であると暗に会話の中で伝えることがあった。（ひょっとしたら現在でも）

「ヨツ」とは部落民の蔑称で、由来としては四つ足の動物同然の存在であるから、四つ足動物を殺す仕事をしているから、近親婚が多く四本指の奇形の人が多いから、反乱を起こさないように指を斬られた若しくはやくざ者が多く指を詰めているから・・・などと様々ではあるがはっきりとはしない。いずれにせよ、このような事情からこのハンドサインは放送コードにひっかかり、このようなハンドサインをするとカットされたりして放送されないのが通常であった。ドラゴンボールのナメック星人や一部のポケモンなど漫画やゲームのキャラクターもアニメ化の際に4本指だったものが5本指にされたり3本指にされたり修正されたのもこのせいである。（例えば、ゴルダックやバリヤードは初期のイラストでは4本指だが、今は5本指に修正されている。ニョロボンやプテラ、ゴローニャは逆に3本にされている。）もっとひどいと言葉狩り的に「４つ」が規制されることもあった。