第一宇宙速度 単語

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ダイイチウチュウソクド

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曖昧さ回避

概要

 第一宇宙速度(first astronautical velocity)とは、物体が衛星として存在するための最低初速。地球の半径ではおよそ7.9km/sでに物体を飛ばせば、そのまま地面に落ちることなく地表スレスレを飛行しつつ、地平線の向こうに落ち続けて地球を周回する理論値ということになっている。

 しかし、現実には大気の抵抗で徐々に減速してしまうし、地球はきれいなツルツルの球体でもないのでその通りにはならない。現在人工衛星は大気が薄くなる200km程度よりも高い高度をそれよりも遅い速度(高度200kmならば約7.8km/s)で周回している。

 ちなみに高度200kmの円軌パーキングと呼ばれていて、人工衛星などを投入するときはこの軌にいったん投入した後に、任意の位置に取れるようにタイミングを計って別の軌に遷移するために使用したりする。なお、この高度でも放っておくと大気の抵抗により数日で地球に落下する。

この第一宇宙速度の上限をえ、地球引力にひかれず脱出する初速度を「第二宇宙速度」、さらに太陽太陽系)の引力から脱出できる初速度を「第三宇宙速度」という

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最終更新:2024/04/24(水) 20:00

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