致とは、人名である。
人名
漢字として
- 意味
- 送り届ける、遣わせる、伝える、いたる、いたす、招く、納める、旨、極める、達する、挑む、おもむき、(緻と通じて)細かい、密な、という意味がある。日本語では「する」の謙譲語の「いたす」で使われる。
- 〔説文解字〕の本字は𦤶で〔説文・巻五〕に「送り詣(いた)るなり」とある。
- 字形
- 甲骨文、金文では至+人という字形であり、至+人の会意。人が向こうに到達する意。人が変じて夊になり、攵となった。〔説文〕は至+夊の会意としている。
- 音読みはチ(漢音、呉音)、訓読みは、いたす、いたって。名のりに、のり・むね・ゆき、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 致を声符とする漢字に㨖、𦳙、緻、などがある。
- 語彙
- 致意・致遠・致詰・致斉・致死・致仕・致傷・致誠・致知・致命傷
異体字
- 𦤶は、〔説文〕の本字。
- 𦤹は、〔字彙補〕に「致と同じ」とある異体字。
- 緻の簡体字でもある。
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