虚無魔人とは (ヴァニティーデビルとは) [単語記事]

虚無魔人とは、遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。（一部遊戯王カードWikiより引用）

概要

効果モンスター
 星６/闇属性/悪魔族/攻2400/守1200
このカードは特殊召喚できない。
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない。

「CYBER DARK IMPACT」（2006年 8月10日発売）で登場。

お互いに特殊召喚できなくなる永続効果を持ち、比較的攻撃力の高い上級モンスターであるため除去・無効化さえされなければデュエルに大きな影響を与え続けられる。

「大天使クリスティア」などが競合相手となり、似た特殊召喚封じを持つカードの中で「虚無魔人」は自身を特殊召喚できないことがネックである。「帝王」魔法・罠カード^[1]をはじめとしたアドバンス召喚をサポートするカードと併用して差別化を図りたい。

「王宮の弾圧」「虚無空間」の後釜として『自分が展開した後に、相手の特殊召喚だけを封じる』目的で採用されるケースもある。しかし、召喚権が余らなければこのカードは展開できず、前述の永続罠と比較して状況に応じて発動する・しないを選択できず柔軟性で劣り、完全な代用と称せないのが現状である。

このカードの派生と言えるカードが複数存在する。モンスターはいずれも特殊召喚不可である。
- 「虚無の統括者」：レベル８、光属性、天使族。相手の特殊召喚だけを封じる。
- 「虚無空間」：このカードの永続罠版と言えるカード。2022年 7月1日より禁止カードとなっている。
- 「威光魔人」：レベル６、光属性、悪魔族。お互いのモンスター効果を封じる。
初出時に「虚無を呼ぶ呪文（ヴァニティー・コール）」という似た名前のカウンター罠も収録された。
- 効果・イラストに関連性が無く、名前が似ているだけである。『「虚無空間」に「虚無を呼ぶ呪文」と同じ模様が描かれている。』と考察されることもあるが、模様が一致しておらず憶測の域を出ない。
遊戯王ラッシュデュエルでも「レジェンドカード」として登場している。
- 似た特殊召喚封じを持つ「業火の結界像」はラッシュデュエル初の禁止カードとなったが、「虚無魔人」は他のレジェンドモンスターに枠を取られ採用されない傾向にあり規制に至っていない。