「長谷有洋」(はせ・ありひろ 1965.4.22 ~ 1996.7.30)とは、「超時空要塞マクロス」の主人公「一条輝」の声を演じた俳優・声優である。
1965年(昭和40年)4月22日に俳優・声優「はせさん治」の長男として生まれる。東京都出身。
俳優を志望して劇団こまどりに入り、オーディションをうけて「超時空要塞マクロス」の主人公「一条輝」の声を演じた。
いきなり主人公の声を担当する事になったものの、まだまだ演技者として未熟な状況で演じた為か、声や演技にも完成されていない未熟さが残る(今の時代であれば棒と表現されると思われる)出来となった。
しかし、一条輝という人物は、従来のロボットアニメの主人公たる「ヒーロー」な姿を意図的にとりはらい、操縦・戦闘能力はロイ・フォッカーやマクシミアン・ジーナスに劣り、19歳の早瀬未沙をおばさん呼ばわりしたり、ヒロインのリン・ミンメイを最後に振ると言う青年だった為、その未熟さもまた味とも思えなくもないかもしれないと思わせるヒーローらしさの無い青年像が完成したともいえなくもないかもしれない。
※映画版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」では、終盤にヒーロー補正入った活躍をするが・・・
超時空要塞マクロス終了後には、続く超時空シリーズ第二弾の「超時空世紀オーガス」にて「ハーディー」の声を担当し、第三弾の「超時空騎団サザンクロス」では、主人公ジャンヌの小隊の上等兵で、異星人ゾル人の少女ムジカに恋する事になる「ボウイ・エマーソン」役を演じた。
また後年には「マクロス7」にて主人公の熱気バサラの代役として作中劇「リン・ミンメイ物語」の「一条輝」役に選ばれたシンガー「ボビー・ラコステ」や、プロデビルン「ゴラム」の声を担当する等、「超時空シリーズ」や「マクロスシリーズ」に縁のある声優だった。
※「ボビー・ラコステ」が初登場する回には、カムジン役の目黒裕一が、「リン・ミンメイ物語」でカムジン役を演じる俳優の声を担当する等、オマージュともパロディともファンサービスともとれるキャスティングが行われている。
その後は声優としての仕事が不振な時期もあったが、実力をつけて仕事を増やし、「究極超人あ~る」で「岸田」役を演じる等していたが、1996年(平成8年)7月30日に実家のマンションから転落死(実父のはせさん治は、後年に自殺であったと語っている)し、31歳の生涯を閉じた。
「一条輝」役超時空シリーズ |
その他出演作品 |
※その他の出演作品についてはWikipediaの該当記事参照
関連人物 |
関連作品 |
掲示板
17 ななしのよっしん
2022/10/03(月) 07:59:13 ID: hS0k9V9+nr
ドラマ出演も決まっていたし一定評価はされてたんだが、親の七光扱いだったのか本人がその気持ちから抜け出せなかったのか
18 ななしのよっしん
2023/01/02(月) 18:35:02 ID: ppD5xC75T7
完全に忖度抜擢じゃん
マクロス始めてみたけどビックリしたよ😅
声もガサガサしてるしなんの訓練もしてないみたいだった
19 ななしのよっしん
2023/11/10(金) 21:46:38 ID: eaLSLmeiQy
機動戦艦ナデシコの桑島法子みたいに上手い期待の新人とかマジのSSRだからな。マクFの中島愛も似たような感じだったが
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最終更新:2024/05/28(火) 11:00
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