飛び込み営業とは (トビコミエイギョウとは) [単語記事]

営業マンがアポイントメントを持たずに営業先に出向いて営業活動を行うことである。

「セールスマン」とも。

概要

近年、時代の変化などのため飛び込み営業を行う営業マンは減って来ているが、
未だに飛び込み営業を推進しているブラック企業もある。

飛び込み営業は営業マンにとっては、"ツライ"の一言である。
当然ながら、相手からは歓迎はされない。むしろ煙たい顔をされて追い返される。
欲しくもない胡散臭い製品やサービスを買いたがる物好きなんて早々いない。
詐欺や悪徳商法とよく混同され、門前払いを喰らうのが仕事のようなもの。

飛び込み営業は、体力に精神力はもちろん、肝っ玉も座っていなければならない。
直接的に言わないまでも、飛び込み営業を新人教育の一環として推進しているような企業もあるようだ。
それは、コネクションも何もない新入社員の営業マンにとっては、良いトレーニングになる。
なぜなら、飛び込み営業はたとえ断られて失敗しても会社には何の損害も与えないからだ。
ただ、近年は飛び込み営業を断る会社も増えている。
また、ただでさえ人手不足の現在の日本で営業職の就労人口も年々減少の傾向にある。

しかし、就労人口の数は減っているといえども、基本となる就労人口の数は大きいため、企業にとってはニーズの高い職種であろう。
営業でガッツリ稼ぎたい人やコミュニケーション能力が高い人、拒否されようがブチ切れられようが何を言われようが気にしない鋼メンタルの人などは向いている職種かもしれない。