魔法にかけられてとは (マホウニカケラレテとは) [単語記事]

『魔法にかけられて(Enchanted)』は、2007年のディズニー映画である。

概要

セルアニメと実写が入り交じった作品。アニメで描かれるおとぎの国から来たプリンセスが実写の現代のニューヨークで巻き起こす騒動を描いている。ディズニーのセルフパロディ的な作品となっており、作中のいたるところにパロディ、オマージュがちりばめられている。

なお、ジゼルはディズニープリンセスとしてカウントをしない^[1]。

あらすじ

おとぎの世界アンダレーシアで暮らすジゼルはエドワード王子と出会ったその日に婚約する。王子に王位を奪われることを危惧した女王ナリッサはジゼルを異世界である現代のニューヨークへ放逐。知らない世界で路頭に迷っていたジゼルを拾ったのは離婚専門の弁護士ロバートとその娘モーガンだった。

登場人物

ジゼル（演：エイミー・アダムス）
本作の主人公。おとぎの国から来たため現代の常識から考えると夢見がちなやや危ない人に見えてしまいロバートは困惑していた。ただ彼女は夢見がちなだけではなく強い意志があり、その心がロバート達を変えてゆくことになる。歌うと動物を集める能力を持ち、服のデザインと製作が得意。
ロバート・フィリップ（演：パトリック・デンプシー）
離婚を専門にする弁護士。自身も離婚暦がありこの世に夢などいらないと思っており、娘にも現実的に強く生きてほしいと願っている。ナンシーと結婚を考えて付き合っている。
モーガン・フィリップ（演：レイチェル・コヴィー）
ロバートの娘。6歳。ロバートには夢見るような言動をしないように教育されているが、ジゼルが現れると彼女の理解者となり仲良くなる。
ナンシー・トレメイン（演：イディナ・メンゼル）
ロバートの恋人。現実的で堅実な女性に見えるが実は・・・
エドワード王子（演：ジェームズ・マースデン）
ジゼルの婚約相手。あまり賢くないが純粋な性格。ジゼルを追ってニューヨークへ来るが、彼女と違いこちらの世界になじめず各地で騒動を起こす。
ナリッサ女王（演：スーザン・サランドン）
今作の悪役。ジゼル女王をこちらの世界へ追放し亡き者にしようとする計画を企てるが上手くいかず、自ら乗り込んでくる。ナザニエルを女の魅力で操っている。
ナザニエル（演：ティモシー・スポール）
表向きはエドワード王子の従者だが、実際にはナリッサの手下。こちらの世界にはアンダレーシアの誰よりもよくとけ込み、様々な仕事を点々としていた。
ピップ（演：アンダレーシア；ジェフ・ベネット/ニューヨーク；ケヴィン・リマ）
ジゼルの友達のリス。アンダレーシアからエドワード王子とニューヨークへやってきた。アンダレーシアでは言葉を話せたがこちらの世界では話せなくなった。