浴

浴とは、湯浴みするという字である。

漢字として

常

浴

Unicode

U+6D74

JIS X 0213

1-45-65

部首

氵部

画数

10画

音読み（常用）

ヨク

訓読み（常用）

あびる、あびせる

𣴲

Unicode

U+23D32

部首

水部

画数

11画

意味

湯浴みする、身を浄める、水を浴びる、恩恵を受ける、浸す、養うという意味がある。〔説文解字・巻十一〕には「身を洒（あら）ふなり」とある。

字形

形声で声符は谷。この谷は、容、欲などが従う谷と同じで、渓谷の谷とは別の字である。

甲骨文には器の中で人が水浴びする形の字もある。

音訓

音読みはヨク（漢音、呉音）、訓読みは、あびる、あびせる。

規格・区分

常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

浴室・浴日・浴場・浴殿・・浴徳

異体字

• 𣴲は、〔集韻〕に「或ひは書きて作す」とある異体字。異構の字。