軒とは、以下のことを表す。
- 軒(のき) - 屋根の壁や建具からはみ出ているところ。日差しや雨をしのぐことができ東アジアの建築物に特徴的。
- 軒(けん) - 家を数える助数詞
漢字として
- 意味
- のき、ひさし、轅が高く上がった車、車の前部が高くなった、高い、上がる、飛ぶ、笑うさま、得意気、舞うさま、長い廊下、手すり、窓、欄干、厠、諸侯の、大きく切った肉片、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十四〕に「曲輈にして藩あるなり」とある。轅が高く曲がり両側に覆いのついた小さな車。古代中国で大夫から上位の人が乗った。
- 字形
- 形声で声符は干。
- 音訓
- 音読みは、ケン(漢音)、カン、コン(呉音)、訓読みは、のき、くるま、あがる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 軒轅・軒高・軌道・軌範・軌物
異体字
- 𨍓は、〔玉篇〕に軒と同じとある異体字。
- 𩋱は、〔韻会小補〕に軒と同じとある異体字。
- 簡体字は轩。
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/29(金) 20:00
一覧をみる
ほめられた記事
最終更新:2024/03/29(金) 20:00
一覧をみる
- この記事について
-
-
- 編集コメント:新規
キャンセル