Rumadとは (ルマッドとは) [単語記事]

概要

　CS:GO（Counter-Strike: Global Offensive）、PUBG（PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS）Apex Legendsを中心に配信・動画投稿をしている。

　名前の読み方は「ルマッド」、「ルーマッド」などで、本人曰くルマッド系ならOKとのこと。

　2017年までサンテ族（サンテ氏を中心としたFPS 超上級者のコミュニティ、詳細は記事参照）のメンバーとして、主にPUBGのプレイ動画にプレイヤーとして登場し活躍していた。その際に、フォロマキさん、マキちゃんなどと呼ばれていたことから、この頃から氏を知っているリスナー・ファンはこちらの呼び方に馴染みがあるという人も多い。

　2019年 5月にYouTubeに個人チャンネルを開設し、「Rumad」氏として活動を始めた。なお普段はMildomにてApex Legendsを中心に配信している。

　2019年 8月、マルチプロゲーミングチーム SCARZのApex Legendsへの参入に伴い、SCARZ White（SZW）のコーチに就任した（以前よりSCARZのPUBG部門のコーチをしていたがこの度シフト）。さらに2020年 9月、SZWの選手らの契約満了に伴うチーム再編により、SZWの選手に転向した。

プレイスタイル・成績等

　Rumad氏のプレイスタイルとして特筆すべきは、大胆に動きつつも慎重さを兼ね備えた立ち回りである。言わずもがな撃ち合いも強く、1vs1ではまず負けないのだが、その根底にある合理性こそ氏の強みである。派手、激しい戦闘スタイルというよりは、堅実、スマートな戦闘スタイルを取る。ルール・仕様への理解、そして自身と周囲の状況に応じて、氏は的確なムーブを選択する。

　PUBGにおいては、エイムもさる事ながら、優れた索敵能力、丁寧なクリアリング、投げ物の扱い等から繰り出される立ち回り、駆け引きが光る。撃ち合いの前からほぼ勝ちが決まっているような場面も少なからずある。また残りのプレイヤーの位置把握が的確で、トップ10まで生き残った際のドン勝率はかなり高い。一時期、アジア鯖のシーズン単位でK/D1位になったことがある。

　CS:GOは氏のホームグラウンドで、ランクは上位1％未満の最上位、グローバルエリートである。かつて日本 1位のプレイヤーのチームメイト兼チームリーダー兼師匠のポジションを務めたことがあるという。これまで培った経験と理論は計り知れないが、配信ではたまにプレイがてらその一部を解説してくれることがある（もっともFPS トッププレイヤーは自らが保有する知見は秘匿する傾向がある）。また、基本的な質問であれば答えてくれることもある。

　Apex Legendsでは2019年 3月にtwitch上で開催された、ストリーマーによるアジア規模の大会予選（Ap ex Stream ers Chall enge）において、大会中にチームでプレイした13ゲームが全てTHE CHAM PIONの偉業を達成した。

　以下、Apex Legendsの競技シーンにおけるRumad氏の主な戦績についてまとめる。

----SZW コーチとして（～2020年 9月）----

・Apex Legends Global Series Major #1 -Japan Qua lif ier　総合1位(優勝)
・Apex Legends Global Series Online #3 -Japan Qua lif ier　総合2位(準優勝)
・Apex Legends Global Series Online #5 -Japan Qua lif ier　総合1位(優勝)
・Apex Legends Global Series Super Regional #1 -AP AC North　総合3位
・RAGE ASIA 2020　総合2位(準優勝/日本 1位)

----SZW選手として（2020年 9月～）----

・Apex Legends Global Series -Autumn Cur cuit#1　総合2位（※トライアウト期間）

サンテ氏との関係

　サンテ氏は前述のサンテ族の中心的存在ながら謎多き人物で、PC・PC パーツに詳しいことで知られている。Rumad氏（を含めサンテ族）のPC 環境もサンテ氏のサポートが入っている。またRumad氏はサンテ氏の家の一室でゲームをプレイすることもあり、何かと二人の付き合いは多いことから、二人はパートナー的な関係にあるようだ。両氏のこれからの活躍が期待される。