DADDY MULKとは、ゲーム楽曲である。
1987年にTAITOから登場したアーケードゲーム「THE NINJA WARRIORS」の1面と6面で流れるゲーム楽曲であり、当時のTAITOの方針である「ゲーム音楽に比重を置いたゲーム制作」の先鋒として世に姿を現した。ZUNTATA、延いてはOGRを一躍有名にした名曲。
当時としては斬新なサンプリング音源を利用し、途中挿入される歓声のような鬨の声やソロパートの津軽三味線等、当時のゲーム制作からは考えられない程非常に恵まれた音色を持ち、完全にチップチューンから脱却した最初期の作品であると言える。
その功績は「ゲーム音楽史があったら必ず名前が挙がる曲」とまで言われる程であり、当時のゲーム音楽全体に多くの影響をもたらし、後のサンプリング音源を多用するゲーム楽曲文化の礎となった。
87年制作と言う事でおっさんホイホイな曲ではあるが、今でもその音色は色あせる事を知らず、年齢問わず多くの人に評価をされている楽曲でもある。
ちなみに、読み方はDADDY MULK(ダディ・マルク)であり、DADDY MILK(ダディ・ミルク)ではない。父親・マルクという意味で、このマルクというのはPCである二体の戦闘機械に独裁者バングラー抹殺の命令を与えた指令官のことである。
| ランキング名 | 順位 |
| 第二回「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」 | 37位 |
| 第三回「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」 | 4位 |
| 第四回「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」 | 6位 |
| 第一回「みんなで決める【アーケードゲーム音楽】ベスト100」 | 1位 |
掲示板
33 ペンちゃん ◆uzmYrDwX1.
2024/04/02(火) 18:42:31 ID: ID1XItT8W5
曲がすごいのは重々承知だけど、そのすごい曲を成立させる裏側の技術ってどうだったんだろう?
ゲーム自体が自分が生まれる前なのでよく分からないけど、アーケード基板が高性能とはいえ制約は大きいはず…どうハードやソフトに工夫を凝らして曲を鳴らしてたんだろうなって
34 ななしのよっしん
2024/09/14(土) 19:50:44 ID: vZ2Giyc02q
気の狂った奴が気の狂った作り込みをした末の気の狂った仕事ぶり、としか言えない
ドラクエの時点でも「本来出せないはずの和音をファミコンから鳴らした」とかいった話を聞いたが、それをすぎやまこういちと共にやったはずのサウンド打ち込みの奴は名前すら残さなかった
当時はそういった「自覚せずに業界最先端を追い抜いて自らの世界を作った奴」が人知れず存在しては満足して消えていった
これもまたそのひとつなのだろう
35 ななしのよっしん
2025/10/16(木) 00:40:08 ID: /EnwzcQGv6
>>34
ほんとうにな。本来そういう、ペース配分無視してぶっちぎって一人だけ独走し続けるオーパーツの成れの果てみたいな功労者が評価されるイカれた世界がゲームの魅力だったのに、なまじ文化として認められてから勘違いしてどんどん後ろから映画や音楽に追いすがろうとしながら世界観踏み外すださいジャンルに落ちぶれた。
古代や葉山、長沼などの個人コンポーザーはもとよりグループでもゲーマデリックとかZUNTATAとか本当にいい時代のゲーム音楽だなあと思う。
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最終更新:2025/12/25(木) 11:00
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