openSUSE

openSUSEとは、novellがスポンサーを務めるコミュニティにおいて作成されているLinuxディストリビューションである。

概要

元はSUSE Linuxという名前だったが、SUSE Linuxを開発していたSuSE社がnovellに買収された後、openSUSEと言う名称に改められた。

YASTという強力なGUIフロントエンドを備えていることが特徴。

また、novell社はMicrosoft社と提携したため、Mono（UNIX系で.Net Framework互換環境を動かす物）などWindows互換のソフトウェアの開発に定評がある。

novellからサポートを受けられる有償版はSUSE Linux Enterpriseという名前になっている。

普通はopenSUSEの成果物をSUSE Linux Enterpriseに取り込む形（Fedora→Red Hat Enterprise Linuxと同様）だが、逆輸入されることもある。例えば、10.3においてnovellのチューニングなどが取り込まれた結果、劇的に速度が向上した、Xgl/Compizの導入など。

SUSE LinuxのVer9.1から日本語に対応している。

最近は開発が遅々として進まないTurbolinuxやVine Linuxに愛想を尽かしたユーザ（Ubuntuもコミュニティがアレだったりするから？）の一部が、こちらに移っている。

なお、Fedoraと比べると、幾分安定志向である。

ネタ

パッケージマネージャはGUIではYAST（厳密にはYAST2）を使うことが多いがCUIの場合zypperを使うことが多い。

このzypperには隠しコマンドmooがあって…（さぁあとは自分でやれ

関連動画

openSUSE環境の構築方法(ただし古いので公式を参照すること)

関連項目

• UNIX 　　　　
  • Linux 　　　　　　　　
    • SUSE Linux
    • SUSE Linux Enterprise
    　　　　　

外部リンク

• NOVELL: SUSE LINUX
• openSUSE.org 公式Wiki(日本語)
• Portal:Support - openSUSE
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