SCP-990-JPとは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『特装救命士トリアージ・レッド』。
| SCP-990-JP | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Euclid |
| 著者 | shinjimao |
| 作成日 | 2015年7月8日 |
| タグ | 2周年goiコンテスト 人間型 医療 衣類 超電救助隊hero 軍事 金属 電気 |
| リンク | SCP-990-JP
|
| SCPテンプレート | |
装甲服に身を包んだ人型実体で、『特装救命士トリアージ・レッド』を名乗る。この装甲服は脱がせることはできていないが、試料片の回収に成功しているため、破壊はおそらくできるのだろう。
装甲服の能力により、ソニックドライブという呼称の走行が可能。成人男性の3.5倍の走力と跳躍力を誇る。また炎を消すために二酸化炭素を放出するファン、ワイヤーアンカー装置、センサー、生命維持装置がついている。ただし対象が食事を要求したことから、生命維持装置は機能していないと見られている。いっぽうでミーム災害薬物の投与を行いつつSCP-990-JPに熱狂的な好意を発生させるという、いかがわしい機能も存在している。
財団に対しては敵対的で、財団を悪の組織か何かと勘違いしている様子。でもご飯は要求する。
SCP-990-JPはとある火災現場にて救助活動を妨害しているところを財団に拘束されている。ただし、当人としてはむしろ救助活動を行っているつもりだった模様。というのも、先程の二酸化炭素を放出するファン――SCP-990-JPはフレイムキャンセラーと呼称する――によって、火災は素早く消し止められている。前述のミーム災害薬物の影響か、本当に救助されたことによる感謝か不明だが実際に助かった人は感謝しており、SCP-990-JPも「間に合わない正義など正義ではない」として自身の行動を誇っていた。
しかし財団はとある少年の写真をSCP-990-JPに見せる。「その子は人質か?卑怯め」とのたまうSCP-990-JPに、「人質になんてできません、その子は死んでいるのだから」と答える職員。そう、先述の火災現場で、二酸化炭素を放出することで、確かに火は消し止められた。しかし二酸化炭素は低いところにたまる。大人には無害でも、背の低い子供にとってはどうなるか、火を見るより明らかであろう。SCP-990-JPは、子供の生命の火も消してしまったのだ。
しかしそれを聞かされても、SCP-990-JPは自身の行動を正当化した。より多くの人を救うために、仕方なかったのだと。財団は、救命士としても、ヒーローとしても失格だとSCP-990-JPに告げ、冒頭の質問を行うも、SCP-990-JPは逆質問をするばかりで答えることが出来ない。インタビューが終わった後、SCP-990-JPは今に至るまで自室にて自分に「俺はヒーローだ」と言い聞かせている。
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最終更新:2025/12/14(日) 15:00
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