Xガンダム

Xガンダムとは、ゲーム「SDガンダムGX」に登場したゲームオリジナルMSである。

概要

ゲーム中において、1P側の大将MSとして、初期から存在している。初期配置ユニットの大半が戦艦に搭載された状態でスタートするが、大将MSのXガンダムのみが単騎で出撃した状態となっている。COMが使用する場合は、積極的に戦闘に参加させることはなく、生産拠点の上で固定されていることが多い。

同じく本作オリジナルMSであるトルネードガンダムがGジェネシリーズに進出しているのと異なり、Xガンダムは「SDガンダムGX」のみにしか登場していない。また、後年放映された「機動新世紀ガンダムX」の主人公機「ガンダムX」と名前が似ているが、特に関係はないとされる（SDガンダムGXは1994年に発売、機動新世紀ガンダムXは1996年に放映開始）。

ちなみに、2P側には、見た目以外はXガンダムと全く同じ「Xザク」という大将MSが存在しているが、プレイヤーの多くは1P側をそのまま操作することが多いため、結果としてXガンダムを使用する機会のほうが多い。

性能

Xガンダム
所属	1P
コスト	-（生産不可）
EN	320
移動力	10
推進剤量	173
TEC	-（生産不可）
製造ターン	-（生産不可）
武器	Wビームライフル Hビームサーベル ファンネル射出 H拡散メガ粒子砲

右表にある通り、武装はそれほど特殊なものではないが、どれも強力。

Xガンダムは大将MSという扱い上、初期からレベルがACEとして登場する。このため、防御力や速度に優れ、MSタイプでありながら間接攻撃も可能。ENも敵大将MSのXザク、ラフレシアと並んで作中のMS・MAの中でもトップであり、弱点らしい弱点は存在しない。

移動力は10のため、一見するとMSタイプとしてはそれほど高くない。しかし、移動タイプが戦艦と同じであるため、地形の影響を受けず、特に宇宙マップにおいては全MS・MAの中でも実質最大値となる（MSの最大移動力はガンダムF91やビギナ・ギナの「16」だが、宇宙ではその半分の「8」までしか動けない仕様）。

このように、性能面においては最強レベルではあるが、大将MSという特性上、Xガンダムが撃墜された時点で自軍の敗北となってしまう。特に、補給等のために戦艦に搭載している間に対象の戦艦が撃墜されると、大将MSも撃墜された扱いとなるため、注意が必要である。

このように、ハイリスク・ハイリターンな機体であることから、大将MSを前線に出すリスクを冒してでも戦力として運用するかは、プレイヤーの考え方によって異なってくる。

関連商品

関連項目

• SDガンダム
• SDガンダムGX
• ガンダムX