Z31は、3代目日産・フェアレディZの型式名。
1983年~1989年にかけて製造されたモデルで、これまでのS30(初代)およびS130(2代目)と比べると
丸みを帯びたロングノーズ・ショートデッキスタイルから一転、全体的に角ばりつつも空力性能を追求したクーペマシンへと生まれ変わった。
ルーフは通常のものと、先代のS130から採用された「Tバールーフ」モデルがあり、Tバールーフはルーフの一部を取り外して簡易オープンカーとして使えるというものであった。ちなみに、Tバールーフモデルは通常仕様と比べ、ボディ剛性が低下しているので、スポーツ走行を好む者からは嫌われており、通常仕様のほうが好まれた。
エンジンはこれまで採用してきたL型(直列6気筒)から決別し、新世代のV型6気筒「VG」エンジンを採用。
まずは2000ccのSOHCターボ「VG20ET」および、3000ccのSOHCターボ「VG30ET」が採用された。
後に日産の名エンジンのひとつである「RB」シリーズのローエンドモデルである「RB20DET」2000ccのDOHCターボおよび、Z31唯一のNA(自然吸気)エンジンである「VG30DE」も採用された。
トランスミッションは4速オートマチックおよび5速マニュアルが採用され、5速マニュアルトランスミッションには定評のあるボルグワーナーもしくはゲトラグ製が採用された。
ヘッドライトはリトラクタブルタイプかと思われるが、正確には「パラレルライジングヘッドライト」というものを採用しており、ランプが回るタイプではなく、ランプそのものが上下に移動するというものであった。また、消灯中もライトの一部が露出するものであった。
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最終更新:2024/11/26(火) 20:00
最終更新:2024/11/26(火) 19:00
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