遊戯王ARC-V オフィシャルカードゲームかんたんマスター！ペンデュラム召喚！とは (ユウギオウアークファイブオフィシャルカードゲームカンタンマスターペンデュラムショウカンとは) [単語記事]

遊戯王ARC-V オフィシャルカードゲームかんたんマスター！ペンデュラム召喚！とは、ニンテンドー3DS用ソフトである。

※ゲームタイトルについて、スターターデッキの公式サイトでは「遊戯王ARC-V かんたんマスター！ペンデュラム召喚！」、ニンテンドーeショップでは「遊戯王ARC-V オフィシャルカードゲームかんたんマスター！ペンデュラム召喚！」、ホーム画面でのタイトル表記は「遊戯王ARC-V OCG かんたんマスター！ペンデュラム召喚」、スターターデッキ 2014のパッケージでは「遊戯王ARC-V OCG かんたんマスター！ペンデュラム召喚！」などと、表記ゆれが非常に多く、公式でも表記が安定していない。
ここではニンテンドーeショップのものを記事名にしている。

概要

遊戯王ARC-V オフィシャルカードゲームかんたんマスター！ペンデュラム召喚！
基本情報
ジャンル	デュエルティーチング
対応機種	ニンテンドー3DS
開発元	KONAMI
発売元	KONAMI
発売日	2014年 3月21日
価格	無料（スターターデッキ 2014の購入が必要：税抜1200円）（別途有料コンテンツあり）
対象年齢	CERO:A（全年齢対象）
通信
非対応
その他
3D 映像対応ダウンロードのみ
ゲームソフトテンプレート

「スターターデッキ 2014」に同梱されるダウンロード番号を入力することでダウンロードできるソフトであり、単体での販売はされていない。

また、スターターデッキ 2014のカードを使用して遊矢と簡単にデュエルを行うこともでき（通常のデュエルをするモードと、P召喚体験用の詰めデュエルの2つがある）、これからデュエルを始める人や、経験者でもP召喚をよく理解していない人はやってみる価値があるだろう。
元々のスターターデッキ 2014の構成に問題があるせいで、通常のデュエルではなかなかP召喚を行えないのは内緒（Pモンスターが2枚しか入っていない）。

一方、ジャンルの「デュエルティーチング」が示す通り、あくまでルールの理解を目的に作られているため、ゲーム性は高くなく、特にやりこみ要素などもない（ルール説明の既読部分がチェックされる機能はあるが、それによる特典はない）。

また、ライフの計算やコイントス、サイコロを自動で判定してくれる「デュエリストデバイス」も搭載（WCSシリーズや激突！デュエルカーニバル！にも同様の機能が存在した）。単体では役に立たないが、OCGでデュエルをする際の助けとなるだろう。
ただし、公認大会のルール上は、ゲームソフトの「デュエリストデバイス」で処理を行うことは認められていないので、あくまで仲間内のフリーデュエル専用となる（専用の製品として販売されている「デュエリストデバイス」は許可されている）。

スターターデッキのおまけ扱いなので、ボイスも何もなく、遊矢もただの説明役扱いだが、一応はARC-Vを取り扱った初めてのゲームソフト。
ただ、名義上はOCGのゲーム。そんなわけで、フェイズの移行などをいちいちしっかりと発言してくれる。

「遊び方」モードでは、Ver.1.0時点で存在したレクチャーを「基本的な遊び方」とし、さらに「もっと知りたい」の項目を新設、デッキ構築のコツやEM、テラナイトなど特定のカテゴリに関するレクチャーを追加した。Ver.1.0時点で存在しなかった儀式召喚に関するレクチャーはこちらに収録されている。

「デュエル」モードでは、「フリーデュエル」で使用できるデッキがDLCの形で追加。1つ150円で、いろいろなテーマに沿ったオリジナルデッキを購入して使用できる（一部は無料でダウンロードできる）。デッキが1つしか使えない完全ミラーマッチよりは張り合いのあるデュエルができるようになった。
また、「デュエルミッション」が追加され、Ver.1.0時点で存在したP召喚体験用の詰めデュエルに加え、エクシーズ召喚やシンクロ召喚などを体験できるようになった。

また、「カードショップ」モードが追加。ここで、「フリーデュエル」で使用するデッキを購入できる。デッキはアップデート日から1週間ごとに、3回に分けて配信開始された。一部は無料でダウンロード可能。

アップデートによって一応はゲームとしての楽しみが強化された。当時としては最新のカードが使用できるメリットがあったが、その後より多くのカードを収録した「タッグフォーススペシャル」が発売されてしまったため、3DSにこだわらない限りこれで遊ぶメリットはなくなってしまった。ダウンロードデッキを全部購入した場合、3000円となり、「タッグフォーススペシャル」が購入できてしまう。