みずほとは、
1.国鉄→JR東日本・JR東海・JR西日本・JR九州で運行されていた列車名。
2.山陽新幹線・九州新幹線で運行予定の列車名。
東京~九州間の寝台特急はあさかぜ博多行・さくら長崎行・はやぶさ西鹿児島行とあったが、当時の需要に追いつかない事から東京~熊本間に設定されたのが特急みずほである。一年で定期化されたが、当初は臨時列車として設定されていた為か廃止まで地味なブルートレインというイメージであった。
日豊本線初の寝台特急として大分編成を発着していた時期もあったが、東京~大分以南の列車は長い間富士として運行される事となる。そしてはやぶさと運用変更で長崎編成を連結する事となるが、廃止まで東京~熊本・長崎間の運行区間は変化されなかった。
そして東京~九州間に運行されていた寝台特急あさかぜ・さくら・はやぶさ・みずほ・富士の中で一番最初に廃止されて列車名となってしまった。
当初は「さくら」のみが発表されていたが、飛行機に対抗するためか、新たに速達タイプとして設定された。
1時間に1往復設定される「さくら」とは異なり、1日数往復程度設定される予定。
また、所要時間は、「さくら」の4時間から10分程度短縮され、3時間47分となる見込み。
なお、元々JR西日本は「さくら」に対して新規需要の掘り起こしと航空機との競争の関係で「停車駅を極力少なくしたスピード重視の列車」を求めており山陽新幹線では停車駅の調整は出来たのだが、沿線自治体からの「さくら」停車要望が多くJR九州との協議は難航していた。一方で、所要時間が4時間を超えてしまうと航空機との競争は厳しい状況になってしまう可能性が高かった。
その為、航空機との競争に挑むには速達列車が必要という状況もあって設定された。
| 駅名 | 新 大 阪 |
新 神 戸 |
岡 山 |
広 島 |
小 倉 |
博 多 |
熊 本 |
鹿 児 島 中 央 |
| 備考 |
日本の美称、瑞穂(みずほ)の国から。
1961年10月 東京~熊本間に臨時寝台特急みずほが設定される。
1962年10月 特急みずほ寝台化される。
1963年6月 運行区間が東京~熊本・大分間になる。
1964年10月 東京~大分間は新設された特急富士とした事から特急みずほの運行区間は再び東京~熊本間となる。
1975年3月 東京~西鹿児島・長崎間の特急はやぶさの分離でみずほの運行区間は東京~熊本・長崎間となる。
1994年12月 臨時列車に格下げ。
1996年3月 臨時列車としても廃止。
2011年3月 新幹線の列車として、復活予定。
| 東海道・山陽・九州新幹線の車両 |
| 0系─100系─300系─500系(WIN350)─700系─800系─N700系─ドクターイエロー |
| 東海道・山陽・九州新幹線の列車 |
| のぞみ─ひかり(レールスター・ウエストひかり・グランドひかり)─こだま─つばめ─さくら─みずほ |
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最終更新:2025/12/08(月) 22:00
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