アクションゲームとは (アクションゲームとは) [単語記事]

アクションゲームとは、コンピュータゲームのジャンルの一つである。略称はACT。

概要

人間（プレイヤー）が画面上の特定の対象（プレイヤーキャラクター）を操作して遊ぶ。決められたルールのもと、開発者から与えられた目的を全て達成することでゲームクリアとなる。ルールはゲームによって様々だが、プレイヤーキャラクターの体力（残機）と、重力の概念はほとんどのゲームで存在している。

大きく分けて、2Dアクションと3Dアクションの2種類が存在する。操作する対象、プレイ可能な人数、ゲームの目的・システム等によって、更に細かく分類されている（下記、サブジャンル参照）。

なるべく長く、楽しく遊んでもらうために、たくさんのステージが用意されていたり、プレイヤーキャラクターの行動を阻害するオブジェクト（敵・トラップ）が配置されていたりと、簡単にゲームクリアできないようにされている。故に、クリアしたときの達成感は一入である。

タイムやスコアの概念が存在するゲームの場合、通常とは違う遊び方（タイムアタック、スコアタック）でやり込むことができる。自分で目標を立ててやり込むプレイヤーも多い。

ニコニコ動画においては、あえて自分から理不尽な仕様にしていく縛りプレイ動画、極限まで無駄をなくしたTAS動画、常人には真似できないスーパープレイ動画等が人気を博している。常に操作し続けなければならないという性質上、実況プレイ動画の題材としては不向き（アテレコという手もあるが）。

ニコ生においても、生主同士でタイムやスコアを競う大会や、オンラインにおける生主とリスナーの対戦・協力プレイなどが盛んである。

2次元の空間（ステージ）を舞台にしたアクション。基本的に縦横にしかプレイヤーキャラクターを動かすことはできない。

縦と横以外に、奥行きの概念の加えた2Dアクションも存在する（→ベルトアクション）。

FC初期の2Dアクションでは、異常に難易度が高いものが多かった（例：魔界村、忍者龍剣伝etc...）。

こちらは3次元の空間を舞台にしている。また視点（カメラワーク）という概念が存在し、1人称視点と3人称視点によって視界や操作方法が異なる。終始1人称視点で進むゲームはFPSと呼ばれ、3Dアクションとはほとんど別物として扱われている（シューティングでなくても）。それ以外の特徴は2Dアクションと同じ。

非常にリアリティが高いため、ゲーム内でのイベントをさも現実世界での出来事のように体感したり、映画や漫画のキャラクターになりきって遊ぶことができる。

ただ、視点の狭さ・見辛さにより周囲の状況を把握し辛かったり、複雑なボタン入力を要求されたり、画面酔したり･･･、3Dアクション独自の問題点も多い。