ギュンター・プロイツェン 単語


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ギュンタープロイツェン

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ギュンター・プロイツェンとは、トミー(現タカラトミー)より販売されていた玩具シリーズ『ZOIDS』、及びその派生作品である漫画『機獣新世紀ZOIDS』、それを元としたTVアニメに登場するキャラクターである。
アニメ版のCVは大塚芳忠。

概要

本家バトルストーリー、漫画、TVアニメの全てに登場しているが、その性格や設定は媒体によって大きく異なっている。
(一応、ガイロス帝国の摂政であるという設定は共通しているが)

  • バトルストーリー
    覇王ガイロス皇帝亡き後、幼帝ルドルフの代わりにガイロス帝国を取り仕切っている。
    惑星Zi大異変の混乱から立ち直れたのは殆ど彼の功だと言われているなど、その手腕は本物。
    当然民衆からの支持は絶大だが、その一方で政敵を次々に粛清する、国軍とは別に自らの私設軍隊である“PK師団”を組織するなど、怪しい一面も覗かせている。

    しかし、国土復興が一段落するや突如として軍備増強を推し進め、そして再び中央大陸を攻め落さんと西方大陸へ軍を派遣し西方大陸戦争、しいては第二次大陸間戦争を引き起こした。

    物語後半、実はかつて滅んだゼネバス帝国皇帝の隠し子であったという衝撃の設定が明かされる。
    彼はガイロス帝国摂政として行動する裏で、密かに影の部隊“鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)”を組織し、自分の息子であるヴォルフに指揮させるなど、ゼネバス帝国を復活させるべく暗躍、全てはそのための布石であった。
    そして惑星Zi歴2101年。ついに彼は自らネオゼネバス帝国初代皇帝を名乗りガイロス帝国に反逆。

    彼が引き起こした戦争そのものが帝国正規軍と共和国軍をぶつけて両軍の戦力をギリギリまで疲弊させるためのものであり、両軍が連合軍になった後は占拠した帝都に両軍をおびき寄せ、“鉄竜騎兵団”を中央大陸に送る時間稼ぎを行いつつガイロス帝国に止めを刺そうと目論み、ブラッディデスザウラーを用いて帝都を爆破しようとした。

    それを止めようとした現ガイロス皇帝ルドルフにゾイド乗りとして決闘を申し込まれた際にはそれを受諾、自らブラッディデスザウラーを駆ってルドルフを追い詰めるが、シュバルツの乱入とルドルフの決死の抵抗の末に敗れ去るも、予定通り自爆を決行して両軍戦力の大半を道連れにしつつ散華した。


    その後、彼の意思は息子のヴォルフへと受け継がれてネオゼネバス帝国として結実し、惑星Ziにあらたなる戦火を呼ぶ火種となるのだった・・・。

    亡き父の無念を想い、その一生をただ亡き母国のために捧げた正真正銘の「漢」。
    現共和国大統領のルイーズ・エレナ・キャムフォードとは異母姉弟になるが、本人はそうとは気付かなかったらしい。
    常に抜け目のない周到な策略を持って計画を円滑に推し進め、それでいて最後の戦いにおいてはすでに戦術的意味がないにも関わらず自らゾイドに乗って1対1の決闘を行うなど、戦士としての技能と気骨にも溢れており、その姿は敵だったルドルフも認めるほどであった。
    彼の活躍を知りたい人は公式ファンブック4巻を読むことを是非オススメする。
    通称「綺麗なプー様

  • 漫画
    フィーネやオーガノイド同様、ゾイドイヴから生み出された第1世代ゾイド。
    シャドーによく似たエネルギー体「シャドーキー」を生み出すことができる。

    肝心の漫画のほうが今尚未完結であるため、詳細な設定は不明。
    性格に関してもあまり詳しくは言えないが、数少ない出番を見る限りでは後述するアニメよりもバトルストーリー寄りだと思われる。

  • アニメ
    ガイロス帝国軍摂政。
    野心家で、見せかけ上は皇帝に忠誠を誓いつつも裏では世界征服の野望を抱いている。
    「この星には2つも国はいらない。」として共和国軍を勝手に反乱軍呼ばわりするほど独善的な性格の持ち主。

    皇帝亡き後、「ルドルフ亡き後はプロイツェンを皇帝に」という遺言を現実のものとするべく、ルドルフ暗殺を計画。
    ルドルフの命こそ奪えなかったが、皇帝の証である「ガイロスの指輪」の奪取に成功、結果的にガイロス帝国の全権を握った。
    その後はレイヴンに大量のゾイドコアを集めさせ、かつて古代ゾイド人を滅ぼした伝説のゾイド「デスザウラー」の復活を企み、そして成功する。
    ついに自らデスザウラーを操り操られ惑星Ziの支配に乗り出したが、手を取り合ったガイロスとヘリック両軍、そして主人公バンとその仲間達の力の前に敗北、崩れ行くデスザウラーの爆発に巻き込まれ、死亡した――かに思われた。

    ところがどっこい、彼はしつこく生きていた。
    デスザウラーのゾイドコアと融合を果たし、ダークカイザー(笑)を名乗りヒルツ、リーゼなどを裏で操っていたのだ。
    彼はゾイドイヴの力を利用し、真のデスザウラー(かつて復活させようとしたものは紛い物だった)のボディと融合、自らがデスザウラーそのものになるという壮大な野望を持っていた。

    ・・・が、当のデスザウラーにとって彼は所詮大切なコアを守るための卵の殻程度の存在だったらしく、復活直前、部下だったヒルツに裏切られて嘲笑されながら哀れプロイツェンはコアに取り込まれ冴えない最期を迎えた。

    バトルストーリーとは違い、完全な悪役として描かれた。
    アニメから入ったファンにはこちらのほうが馴染みがあるかもしれない。
    立派な悪の親玉から、痛さ全開の完全なかませ役という見事な転落っぷりには多くの視聴者が涙したことだろう。
    ちなみに、2回ある彼の散り際だが、その両方において「ぬぁぜだああああああああああああああああ!!!」という魂の叫びを披露している。

    一応、彼の名誉のために言うと劇中ではハーディン、ラルフ、マルクスなど彼を心酔する軍人も少なくなく、それなりにカリスマもあったかのような人物とされ、一部のファンの間にはその終盤で見せるようになったエキセントリックな言動と顔芸から某大佐のようなネタキャラとして人気があり、ニコニコ動画でも彼の登場する動画には“スーパー閣下タイム”なるタグが付けられていたりする。

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関連項目

  • ゾイド
  • 機獣新世紀ZOIDS
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