トーマ・リヒャルト・シュバルツとは、『ZOIDS』シリーズのアニメ『ゾイド -ZOIDS-』に登場するキャラクターである。
声優は伊藤健太郎。
登場は第二部の『GF』編より。 ガイロス帝国中尉。 非常に生真面目かつ実直な性格の持ち主だが、プライドが高くやや自信過剰気味で、融通が効かない所が玉に瑕。 その後、兄に劣るゾイドの操縦技術をカバーするため自ら「オーガノイド以上の力を持つ」と豪語する高性能戦闘用人工知能“ビーク”を開発、これを自分が乗るゾイドのディバイソンに組み込む事で極めて正確な状況分析能力と射撃能力を持たせており、このシステムを利用してディバイソンに“メガロマックス”なる必殺技を付与させている。 彼は彼でとても優秀な人間には違いないのだが、女性に対する免疫は全く無く、偶然出会ったフィーネに一目惚れしてしまい、これ以降彼女にはえらく好意的に接するようになる。その反面バンにはライバル意識(ただし、こちらもトーマの一方通行)を剥き出しにして張り合おうとする事が多くなり、それでいてフィーネの一挙一動に翻弄されて浮かれたり落ち込んだりを繰り返したりと、兄よりもずっと感情的な面を見せている。 ヒルツの罠にかかってディバイソンを奪われたり、後輩の仕掛けたトリニティ・ゴーストの幻影にまんまとしてやられたりとまだまだ未熟な面も目立ったが、物語後半にかけてバン、アーバインと並んで両国のエース的存在として成長、ウルトラザウルス防衛戦および対デススティンガー戦において大きな活躍を見せるようになる。 そしてデススティンガーとの決戦にて、荷電粒子砲にディバイソンの右脚が使えなくなり、危うくグラヴィティカノンに飲まれそうになったが、バンに救われる。デスザウラー戦ではディバイソンの修理をしていたため、前線で戦えなかったが、アーバインと共にウルトラザウルスの“グラヴィティカノン”の発射管制を担当。バンのブレードライガーをデスザウラーに命中させるために射手を務めていた兄をサポートした。 |
バトルストーリーにも登場したカール・リヒテン・シュバルツの弟という設定だが、あくまでアニメオリジナルのキャラクターであり、バトルストーリーにも実在するかはどうかは不明。
『GF』編ではバンやアーバインと並んで第3の主人公と言っても良い存在ながら、既に人間として完成しているバン、基本クールなアーバインに比べて直情的でテンションの高いコメディリリーフ的な役割を与えられている。
ヒマな人は何回言ったか数えてみよう。
掲示板
18 ななしのよっしん
2018/07/08(日) 07:19:29 ID: PblTggfFCx
ふと思い出したけど、デススティンガーが現れる前にムンベイに「俺は寝てない!」と笑顔で話してるんだよな。
トーマに限ったことじゃないけど、あのあと眠れない連戦が続いたのを考えると、よう戦い抜いたなって思う
19 ななしのよっしん
2020/08/08(土) 01:43:56 ID: D6mo337qXj
>>17
GF編で二人とも16歳らしいからその二年前なら14歳では?
20 ななしのよっしん
2024/05/21(火) 21:28:59 ID: slCjRTfktV
ビークのことを「人造オーガノイド」とすら豪語していたけれど「音声入力で遠隔操作できる」辺りの機能はあながち大言壮語とも言い切れない気がするのよね……。
遙か後の時代に「ボイスオートマ」なんて音声入力式の操縦システムも実用化されてはいるみたいだし。
アルティメットX達の「オーガノイドシステム」も、ビークのようなAI式ゾイド制御技術の発展によるオーガノイド再現を目指した結果生まれた技術だったりするんだろうか……?
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最終更新:2024/12/23(月) 11:00
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