ゴーストタイプ 単語


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ゴーストタイプ

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「おくりびやまで しゅぎょう するうちに
ゴーストタイプの ポケモンと きもちを
かよわせる ことが できるように なったの」

ゴーストタイプとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンのタイプの一つである。

概要

  • 主に幽霊やお化けがモデルのポケモンだが、愛嬌がありカワイイポケモンも多い。だが図鑑の説明では人を殺したりするなど恐ろしい内容を含む者が大半である。
  • 幽霊とはいえ他タイプと同様に交配でタマゴを産める。瀕死にもなる。霊というより「ゴースト」という枠の生き物と認識したほうがよさそうである。
  • 種類が少ないタイプである分、出現場所も狭い範囲に偏り、墓場やいわくつきの場所では頻繁に出現する。半分以上がアイテムや通信交換による特殊な進化方法を持つ。
  • 得意な攻撃範囲があくタイプと被るが、防御側としてはメジャーな格闘タイプを無効にできるゴーストに分がある。防御範囲はあくタイプと逆でゴーストに効くものはあくに効かず、あくに効くものはゴーストに効かない。
  • エキスパートトレーナーは多く各世代ごとに1人ずついる。しかし、ゴーストタイプの数が少ないため、進化前のポケモン、時として同じポケモンを2体以上使ったり、初代に至っては毒タイプも兼用していた。しかし第5世代で四天王シキミがようやく手持ち全員の系統がバラバラな4匹パーティ、さらに強化後は史上初の6匹パーティを実現した。ゴーストポケモンも増えたものである(遠い目)。
  • ゴーストタイプを含むポケモンは全27種で、最終進化形で数えると15種。ゴーストタイプのみのポケモンは9種。これは全タイプ中最も少ない。

エキスパートトレーナー

キクコ マツバ フヨウ メリッサ シキミ
キクコ マツバ フヨウ メリッサ シキミ

タイプ相性




攻撃側のタイプ














































ゴースト × ×
ゴースト/ほのお × ×
ゴースト/みず × ×  
ゴースト/でんき × ×  
ゴースト/じめん × × ×
ゴースト/ひこう × × ×
ゴースト/どく × ×
ゴースト/あく × × ×
ゴースト/むし × ×
ゴースト/こおり × ×  
ゴースト/ドラゴン × ×
ゴースト/はがね × ×






































攻撃側のタイプ

※ 防御側のタイプ名をクリックすることで、そのタイプの組み合わせを持つポケモンの一覧へ飛ぶことができます。
  • …ダメージ×4(こうかは ばつぐんだ!)
  • …ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
  • 空欄…ダメージ×1
  • …ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
  • …ダメージ×1/4(こうかは いまひとつの ようだ)
  • ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
  • 耐性はエスパータイプの上位互換。全タイプ中唯一無効化できるタイプが2つあり、ノーマルと強力な格闘を無効化できるのが最大の長所。生きていないせいか毒に強く、五分の魂しかない虫にも強い。
    弱点もマイナーなものが2つのみと耐性は非常に優秀。尚、第1世代ではむし耐性はなかった。
  • ゴースト同士だと直撃でもするのかゴースト自身が弱点になっている。攻撃範囲の似る悪タイプにも弱い。
    これらはサブウェポンとしてノーマルタイプ、格闘タイプ、エスパータイプがよく持っているので注意。
  • 第4世代から幽霊以外がモデルのポケモンが登場し、複合タイプが増えた。複合タイプは弱点が耐性で打ち消されず増えてしまうことが多いが、あくタイプとは耐性が絶妙にズレているため弱点はカーチャソのみになる。ただし第6世代ではフェアリータイプも弱点となってしまう。
  • 「みやぶる」、「かぎわける」を使用すると、ノーマルタイプ、かくとうタイプの技が効くようになる。特性が「きもったま」の場合も同様。




防御側のタイプ





































ゴースト技

×  
  • …ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
  • 空欄…ダメージ×1
  • …ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
  • ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
  • 半減も弱点も少ないが、技の威力が低めなためアタッカーのメインウェポンとするには心もとない。
    ゲンガーやシャンデラなどは複合タイプの技を主力としたり、弱点を突きやすいサブウェポンと併せて使われる。
  • かくとうタイプの技と併せて全複合タイプに等倍以上のダメージを与えることができる。
  • 初代でゴースト技はダメージ固定の「ナイトヘッド」と威力20の「したでなめる」のみで、バグのためエスパーには効果がなかった。
  • 技のぶつり、とくしゅがタイプごとに設定されていた第3世代までは、全ての攻撃技がぶつり技扱いだった。
    イメージにもゴーストポケモンの能力配分にも合っておらず、あくタイプと逆だったのかもしれない。

主な技

シャドーダイブ / ぶつり技 威力120  命中100 PP5~8
1ターン目に攻撃を回避し、2ターン目に攻撃する。
まもるやみきりを使った場合でも貫通する。

ギラティナ専用の物理技。言わばゴースト版そらをとぶ。ゴースト技最大威力。
2ターン掛かる攻撃技が使われない理由の一つ「まもる」を貫通する効果は大きい。主に耐久型のギラティナが使用する。

シャドークロー / ぶつり技 威力70 命中100 PP15~24 急所に当たりやすい。

シャドーダイブがギラティナ専用なので実質ゴースト物理最強技。
肝心の物理ゴーストアタッカーのヨノワール、ゴルーグはこの技を覚えないので一致での使い手はジュペッタ程度。
ゴルーグには必要ない技だが、ヨノワールが覚えないのは少々痛い。ゴーストタイプの物理攻撃はかなり冷遇されているといえる。実体がないと考えれば仕方ないともいえるが。

サブウェポンとしては、つじぎりとの選択で格闘タイプ、ノーマルタイプに採用される。交代先のノーマルに無効化されないのがつじぎり、交代先の格闘に半減されないのがシャドークロー程度の差。テラキオン等の存在を考えるとやや価値は上がったといえる。カクレオンに持たせへんしょく+スキルスワップの後にシャドークローを連発するというコンボにも用いる。

シャドーボール / とくしゅ技 威力80 命中100 PP15~24
相手の特防を下げることがある。

ゴーストタイプ特殊最強技。
ゲンガーやムウマージのメインウェポンだが、所詮威力80なため特攻130を誇るゲンガーでも大した火力は出ない。
同属対策にエスパータイプのサブウェポンにもよく選ばれる。第2世代に初登場したが当時のゴーストタイプはみんな攻撃<特攻だったので、当時物理技だったこの技をまともに扱うことが出来なかった。3世代ではジュペッタやヌケニンのメインウェポンであった。4世代からは特殊技になり、今までのゴーストタイプも使えるようになった。

たたりめ / とくしゅ技 威力50 命中100 PP10~16
状態異常の相手に対して使うと威力が2倍になる。

第5世代で登場。条件が整えば火力が高い。ゴルーグ、ミカルゲ等を覗き大半のゴーストは覚える。
ゴーストタイプは鬼火、電磁波といった状態異常技の使い手が多い点は相性がいい。しかしすぐ攻撃をしたい場面で撃ち難く小回りが効かない。結局、シャドーボールが安定。

かげうち / ぶつり技 威力40 命中100 PP30~48 先制攻撃できる。

シンプルな先制技。ジュペッタ、ヨノワール、エルレイドなどに採用される。
一応ムウマージなど特殊アタッカーも覚える。

グラフィック上はそう見えないが接触技である。うっかりヌケニンでサメハダーに突撃したりしないよう注意。

あやしいひかり / へんか技 威力--- 命中100 PP10~16
相手を混乱状態にする。

ストーリー中では最も厄介なゴーストタイプの補助技。ゴーストタイプの殆どが覚える。命中100の混乱技で、いばるのようなリスクもないので安心して撃てる。野生のゴルバットにあやしいひかり→くろいまなざしをやられて「UZEEEEEEEE!!」となった人もいるだろう。対戦でもやられると厄介。混乱は引っ込めると直るので、相手の交換を誘う技にもなる。

のろい / へんか技 命中--- PP10~16 ゴーストタイプとそれ以外が使ったときで効果が異なる。

第4世代まではゴーストタイプの技ではなく「???タイプ」と言う分類だったが、第五世代ブラック・ホワイトでゴーストタイプの技に変更されている。

のろい(ゴーストタイプ以外が使った場合)
自身のこうげきとぼうぎょをそれぞれ1段階ずつ上げるが、すばやさが1段階下がってしまう。

通称「鈍い」。ビルドアップのような積み技だが、鈍くなるデメリットがある。

すばやさが低い代わりに耐久力と攻撃力に優れたポケモンと相性が良く、カビゴン、ブラッキー等が攻勢に転ずるために使ったり、ハガネールが遅いほど威力の上がる「ジャイロボール」に繋げたり、すばやさの高いミルタンクが「相手の攻撃が飛んでくる前に硬くなる」ために使ったりもする。

第2世代においてはこの技が、基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可能であり、タマゴによる引継ぎのお手軽さ、努力値の仕様もあり使用率はとても高かった。ある意味第2世代のカビゴン、ルギアを象徴する技。現在も第2世代ほどではないが覚えるポケモンは意外と多い。クロバットなど思わぬポケモンがのろってきたりするか?

のろい(ゴーストタイプが使った場合)
現在のHPから最大HPの1/2分のHPを削り、相手にのろいをかける。
(この効果はまもるやみきりを貫通する。)
のろいを受けた相手は、ターンごとに最大HPの1/4ぶんのHPが減っていく。
現在のHPが最大HPの1/2以下の場合、使ったポケモンはそのままひんし状態になる。
相手がすでにのろい状態のとき技は失敗し、HPも消費しない。

自らの体力を削って相手にのろいをかける。本来の意味での「呪い」。

相手に継続的にダメージを与える技の中で最大ダメージ量だが、自身のHPを削るデメリットは大きく、死に際や自主退場に使う技としても中途半端。「いたみわけ」とコンボにする手もあるがリスクは高い。

みちづれ / へんか技 威力--- 命中--- PP5~8
自身を「みちづれ」状態にし、みちづれ状態の間に相手の技でひんしになった場合、相手のポケモンもひんしにする。みちづれ状態は自身が他の技を使うか交代すると解除される。

体力に関係なく相手を葬るゴーストタイプを代表する恐るべき技。
「ひんしにする」効果であるため、ぜったいれいどの様な一撃技とは異なりきあいのタスキも関係ない。
相手のポケモンを倒した後、この技で無理やりもう一体持っていくというのが理想的な使い方。
ひんしにされる前に使わなければ意味がないため、素早さの高いゲンガー、ユキメノコ、ムウマージが主に採用する。
強力な効果であるぶん警戒されやすく、しばしば攻撃するか否かの読み合いを発生させる技。 

最終進化系 種族値表

ポケモン


1



2
 
H
P










 

ゲンガー ゴースト どく 60 65 60 130 70 110 500
ゴルーグ ゴースト じめん 89 124 80 55 80 55 483
シャンデラ ゴースト ほのお 60 55 90 145 90 80 520
ジュペッタ ゴースト - 64 115 65 83 63 65 455
デスカーン ゴースト - 58 50 145 95 105 30 483
ヌケニン ゴースト むし 1 90 45 30 30 40 236
ブルンゲル ゴースト みず 100 60 70 85 105 60 480
フワライド ゴースト ひこう 150 80 44 90 54 80 498
ミカルゲ ゴースト あく 50 92 108 92 108 35 485
ムウマージ ゴースト - 60 60 60 105 105 105 495
ヤミラミ ゴースト あく 50 75 75 65 65 50 380
ユキメノコ ゴースト こおり 70 80 70 80 70 110 480
ヨノワール ゴースト - 45 100 135 65 135 45 525
ロトム ゴースト でんき 50 50 77 95 77 91 440
平均
(禁止級除く)
65 78 80 86 83 68 461
ギラティナ
(アナザーフォルム)
ゴースト ドラゴン 150 100 120 100 120 90 680
ギラティナ
(オリジンフォルム)
150 120 100 120 100 90 680
平均
(禁止級含む)
75 82 84 89 86 71 489
  • (平均値は小数点以下を四捨五入)
  • (ギラティナは両フォルム共に平均値計算に含めている。)
  • 平均値を見るとあまり特徴がないようにみえるが、個々をみれば配分が偏った極端な能力のポケモンが多い。何かしらに尖った性能を持つのが特徴であると言える。

ゴーストポケモン全表

図鑑別

No.001~151
92 ゴース
93 ゴースト
94 ゲンガー
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No.152~251
200 ムウマ
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No.252~386
292 ヌケニン
302 ヤミラミ
353 カゲボウズ
354 ジュペッタ
355 ヨマワル
356 サマヨール
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No.387~493
425 フワンテ
426 フワライド
429 ムウマージ
442 ミカルゲ
477 ヨノワール
478 ユキメノコ
479 ロトム
487 ギラティナ
---
No.494~646
562 デスマス
563 デスカーン
592 プルリル
593 ブルンゲル
607 ヒトモシ
608 ランプラー
609 シャンデラ
622 ゴビット
623 ゴルーグ

タイプ別

ゴーストタイプのみ

ムウマ ムウマージ ヨマワル サマヨール ヨノワール カゲボウズ
ムウマ ムウマージ ヨマワル サマヨール ヨノワール カゲボウズ
ジュペッタ デスマス デスカーン
ジュペッタ デスマス デスカーン

ゴースト/ほのお

ヒトモシ ランプラー シャンデラ
ヒトモシ ランプラー シャンデラ

ゴースト/みず

プルリル ブルンゲル
(オス) (メス) (オス) (メス)
プルリル プルリル ブルンゲル ブルンゲル

ゴースト/でんき

ロトム
ロトム

ゴースト/じめん

ゴビット ゴルーグ
ゴビット ゴルーグ

ゴースト/ひこう

フワンテ フワライド
フワンテ フワライド

ゴースト/どく

ゴース ゴースト ゲンガー
ゴース ゴースト ゲンガー

ゴースト/あく

ヤミラミ ミカルゲ
ヤミラミ ミカルゲ

ゴースト/むし

ヌケニン
ヌケニン

ゴースト/こおり

ユキメノコ
ユキメノコ

ゴースト/ドラゴン

ギラティナ
(アナザー) (オリジン)
ギラティナ(アナザー) ギラティナ(オリジン)

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関連項目

  • ポケモン
  • ポケモンずかん
  • ポケモンのタイプ一覧
  • 幽霊
  • ポケモンの関連項目一覧
ポケモンのタイプ一覧
ノーマルタイプ ほのおタイプ みずタイプ でんきタイプ くさタイプ こおりタイプ
かくとうタイプ どくタイプ じめんタイプ ひこうタイプ エスパータイプ むしタイプ
いわタイプ ゴーストタイプ ドラゴンタイプ あくタイプ はがねタイプ フェアリータイプ
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