サイコロステーキ先輩とは、漫画『鬼滅の刃』第36話に登場した鬼殺隊隊士の俗称である。
本名は不明。公式名称は「累に刻まれた剣士」(『鬼滅の刃公式ファンブック-鬼殺隊見聞録-』参照)。
他の通称は「噛ませ先輩」「噛ませ犬先輩」「いきなりステーキ先輩」「自滅の刃」「アナザー善逸」「人柱」等々。
CV:坂泰斗
那田蜘蛛山で鬼と交戦中の炭治郎の元へ現れた鬼殺隊の隊士。外見から炭治郎と同年齢程(あるいは若干年上)の少年と見られる。手柄を他人に取られることを嫌い炭治郎に「ひっこんでろ」と大口を叩き、「ガキの鬼なら俺でも殺れるぜ」と眼前の鬼を前に日輪刀を構え挑みかかる。
しかし、敵の実力を侮ったのが運の尽き。相手は十二鬼月に名を連ねる下弦の伍“累”という強力な鬼であり、双方の力量には雲泥の差があった。その結果、先輩は累の生み出した鋼糸により身体を蜘蛛の巣状に寸断されサイコロステーキのようにバラバラになって絶命した。
…以上(原作においてわずか4ページ)で先輩の登場は幕を閉じるが、一連の流れにはツッコミどころが多く読者の間で迷シーンとして語り草となっている。
等、その見事なかませ犬っぷりと死亡フラグの乱立具合と扱いの悪さにより一部のファンから愛され、謎の人気を得ている。
なお、第1回人気投票では投票数10票で46位に、第2回人気投票では投票数223票の35位にランクインしている(本名不明のため「累に刻まれた隊士」の名で集計されている)。
原作ではあっという間に出番を終えた先輩。だが、彼にはまだ活躍の場が存在した。
そう…2019年4月より放送開始されたTVアニメである。
しかし、登場しなくても物語に影響があまりないことから出番自体をカットされるのでは、とファンからは懸念の声も聞かれる。出番があったとしてもカットされることに変わりはないが。
2019年8月3日放送のTVアニメ第18話「偽物の絆」にて満を持して登場。
僅か40秒足らずの出番であったが、先輩の登場に実況板やSNSは祭りのような盛り上がりを見せ、Twitterのトレンドに義勇・しのぶと共に先輩がランクインするという大出世を成し遂げた。存在感だけは間違いなく柱級の先輩である。
しかし、一部の原作既読者がスラングとして使用していた「サイコロステーキ先輩」が突如トレンドに浮上したことは物情を醸す事態となり、野獣先輩やハンバーグ師匠に関連したワードと勘違いする人も相当数いた模様。また、同時期に放送されていたTVアニメ『手品先輩』で先輩が新たなネタを披露したと誤解する声も散見された。
なお、原作の台詞はほぼノーカットで収録されているが、以下のように細かな変更点も見られる。
等、アニメスタッフの無駄なこだわりがひしひしと感じられる一幕となった。
担当声優の坂氏も想像以上に良い声をしていると評判。無駄な長台詞を適度に間を取って喋ることで、原作の不自然な自分語りが改善されている。それでも唐突なシーンであることは否めないが…。
そして、EDのスタッフクレジットでは坂氏のみ記載され、先輩の名前は一切登場しなかった。オチまで完璧な先輩であった。
また、時を同じくして更新された公式スピンオフ4コマ『きめつのあいま!』18話ではまさかの主役として抜擢。あらゆる場面に所構わずしゃしゃり出てくる先輩に対してしのぶは、
下山するならとっととすればいいじゃないですか
あなたみたいにやる雰囲気だけだして何もしない人が一番迷惑なんですよね
と苦言を呈し、先輩のメンタルを完膚なきまでに切り刻んだ。自業自得とはいえ先輩カワイソス…。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 17:00
最終更新:2025/12/06(土) 17:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。