サレフとは『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』に登場するキャラクターである。
エイリークが旅の途中出会ったポカラの里の賢者。里の大婆様は祖母である。
グラド帝国のまがまがしい気配の調査のためミルラと共に旅をしていたが、戦いに巻き込まれはぐれてしまう。その後ミルラがエイリークの兄のもとにいると知りエイリーク一行に同行することに。エフラムルートでは15章にてエイリークと共に合流する。
同じく一行の仲間になるユアンの師匠。
だがサレフ自身が積極的に彼を弟子にしたのではなく、サレフが友人であるジストに会いに行った時に、無理やりついて来られそのまま押しかけ弟子となったという経緯がある。しかしちゃんと魔道の世話をしたり、問いかけに答えたりしてるため面倒見は良いようだ。
支援属性は風。支援相手はエイリーク、ユアン、ミルラ、ジスト。
エイリーク、ユアン、ミルラとは後日談有り。
初期クラスは魔道士のクラスチェンジ先の一つ、理魔法や光魔法、杖が使える賢者。上級職で加入する、いわゆるお助けユニットである。
GBA三部作のお助け魔法ユニットは浮き沈みが激しく、封印の剣で加入するセシリアさんは能力値が低くて戦力になりづらく、この反省を生かした烈火の剣におけるパント様は無双できるほどの強さを持ってしまった。そんなわけで彼はこの二人の中間で、パント様を二回りほど弱くしたステータスとなっている。
肝心の強さだが、もともと難易度の低い聖魔ではパント様を弱くした彼とて即戦力としては十分な能力を持っている。成長率も悪くはないため、ちからと速さがしっかり伸びるよう育成すれば終章まで十分使っていける。…のだが、聖魔は下級職で優秀なルーテが先に加入しており、育てれば彼を超えるポテンシャルを持つユアンが同時に加入する。聖魔はフリーマップがあり育て放題なため、フリーマップを利用してルーテかユアンを育てた場合彼の立場が危うくなってしまう。また、終盤~クリア後は敵が魔物だらけになり、特攻を持つ司祭にすら火力で劣るようになる。ルーテやユアンは魔力が十分に伸びるため賢者で使っても火力不足は感じづらいが、サレフはさすがに魔力がカンストすることはまずなく、特にクリア後のマップでは力不足が露見してくる。
とは言え、武器レベルも高く回復もでき、支援相手も優秀なのが多いためプレイする分には困らない。
魔道士系キャラとしては体格がそこそこあるので、重くて微妙な双聖器エクスカリバーの強さを引き出しやすいのもセールスポイント。モルダの方が体格が高くより有効に使えるものの、モルダは魔物特攻がある司祭になることが多い。そんなわけでなんだかんだでエクスカリバーを一番持たされやすい賢者だったりする。
総じて即戦力としては十分だがやりこみになると弱いというお助けユニットとしてとてもバランスの良い位置に落ち着いた(そのおかげでセシリアさんやパント様と比べてどうも地味で影が薄くなっている感が否めないが…)。フリーマップ縛りや育成縛りをしている場合は頼りになるユニットとなるだろう。
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最終更新:2025/12/11(木) 04:00
最終更新:2025/12/11(木) 03:00
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