ダークファルスとは、ファンタシースターシリーズに登場する巨悪の根源である。
作品により設定は異なるが、破壊の意思(破壊神)と呼ぶべき存在で強大な力を持つ精神体として描かれる。
シリーズの多くの作品でラスボス、或いは話の根幹の位置にある。
以下ネタバレ全開になるので閲覧注意。
シリーズ全体から推測されるに、深淵なる闇・大いなる闇と呼称される存在から世界に解き放たれた一部というべき存在で、
全シリーズで様々な形で封印・破壊しているものの、記憶を共有していると思わしき痕跡が別世界で見受けられる事は多い。ファンサービスとか言っちゃダメ
一部とはいうものの、実質的に大いなる闇と同一存在で、世界を滅ぼす力を持つ。
精神体である為、なんらかの依代に憑依する事で実体化をはたす事になる。
ちなみに大いなる光と呼称される反存在も存在するらしい。
ちなみによくネタにされる「ダークファルスを日本語訳すると...」という話だが、
これは初代ファンタシースター開発当時はカタカナでのみ名前を作っており、
「ダークファルス」という名前自体に特に意味は無かった。
海外展開が決まった際に急遽つけた英語が男根アレを指すものであったという悲劇である。
※現在の海外名称は「Dark Falz」
(「25thアニバーサリー ファンタシースタービジュアルクロニクル」より)
宰相ラシークが大いなる闇と接触した事がきっかけで顕在する。
ラシークを精神汚染して、自身はモタビア総督に憑依する事で 自らの存在を隠しつつラシークを操っていた。
序盤は2回攻撃と金縛りを使ってくるが、中盤から一回攻撃に変化する。
戦闘曲はDark Force
アルゴル太陽系に侵入した地球人が自分たちに憑依してきたダークファルスを『パンドラの箱』に封印する。
依代は免れたけれど、すでに操られている事には気づいてなかったが。
定番の全体攻撃に加え、作中の特徴再現といえる悪の心を植え付ける状態異常攻撃が極めて凶悪。
効果はランダムだが、基本的に操作不能になるうえ、治療手段は主人公の持つネイソード頼り。
戦闘曲はThe Place of Death(マザーブレイン戦・エンディングでも使用)
自らを魔王と称し、ノリノリで喋ってくる初のダークファルス。
本体(全体氷結攻撃)・右手(単体火炎攻撃)・左手(全体回復)と3パーツに分かれて波状攻撃を仕掛けてくる。
戦闘曲はDark Force ~Cause of the Dark~
根源たる深淵なる闇がラスボスという事でダークファルスの大盤振る舞いになる。
雑魚にもいるよ。
作中にはっきり命名されている存在は3体
環境制御システムに憑依した個体。
バーストロック(全体ミサイル)、フレアショット(単体レーザー)等の多彩な兵器で攻撃してくる。
惑星デゾリスに雪嵐を起こしていた個体。
戦闘では雪嵐は使わず、強烈な全体雷撃攻撃と口からは強烈な闇ブレスを吐く。
そしてシアムという人間。ドゥドゥのモデル?
気さくな中年男性として主人公たちの仲間になるが、正体がばれると 右手を大剣状にした形態になる。
斬撃と全体状態異常を組み合わせてくる。
そして深淵なる闇は3形態持ちで、最終形態の女神像を彷彿させる姿は印象的。
そこから放たれる全体攻撃メギド、RPG強敵ご用達の強化解除(キャンセレーション)を始め、
ラスボスらしい苛烈な攻撃を持つ。
戦闘曲はAbyss / Ooze
ファンタシースターオンライン(PSO)の舞台。
移民の為に選ばれた惑星ラグオル(に眠る宇宙船)に封印されているが、実の所、政府上層部はダークファルスの
存在を知った上で軍事利用する為にラグオルを目指していた。
結果、封印を解いてしまい、ダークファルスの復活を許す事になってしまう。
パイオニア船団の生き残りにして、ハンターズの英雄『レッドリング』リコを依代に復活した存在。
プレイヤーにとって、恐ろしい脅威として暴れていたが、魔法陣の封印から完全には解き放たれていなかった様だ。
三形態を持ち、第二形態で天より降り注ぐ『天罰』、最終形態の光テクニック『グランツ』の威力は凄まじい。
更にPSOver2において追加された難易度ではそれを遥かに上回る恐怖のチョップ攻撃で数多くの者を即死に追い込んだ。
(特に最大HPの低いフォース系列はスケープドールを床に置いて敗北を繰り返す事での、大量のスケープドールを使ったゴリ押しが必要な事さえあった)
戦闘曲はPray, for "IDOLA" the distorted(第一・第二形態)及びCry, for "IDOLA" the holy(第三形態)
以後の多くのダークファルスの曲名にIDOLAの名がつく様になる。 詳細はIDOLAの項で。
目覚めかけたダークファルスを一時封印するも、ダークファルス(D因子)に侵食された英雄ヒースクリフ・フロウウェン。
この脅威に対抗する為という理由で彼は自らを生体実験のモルモットとして提供した。
(しかし一部派閥によって、この一件は完全に揉み消される。そしてセントラムドーム爆破事故に繋がっていく)
制御する為にエモーショナルAIユニット『オル・ガ』と接続させたものの、最終的に実験は失敗、廃棄される。
後にダークファルス復活に呼応する形で覚醒した。厳密には人口ダークファルス。
この様な状態にも関わらず、わずかに英雄の意志は残っていたらしい。
手を彷彿させる形状の第一形態と、大剣と二匹のマグを引き連れた巨人のハンターというべき第二形態を持つ。
第一形態のぐるぐるビーム剣、そして第二形態の即死攻撃、通称『死の宣告』に泣かされたものは多い。
時空と時代を超えてPSPo2iで戦う事が可能だが、その恐怖はリトルウィング社員にも刻み込まれる事になった。
戦闘曲は"IDOLA" have the immortal feather及び"IDOLA" have the divine blade
筆者は詳しくないので加筆待ち。 双子だったり大樹だったり?
戦闘曲は"IDOLA" The Strange Fruits
ep1から繋いだ複線(一応ep1のシングルクエストに出てくる)を強引に回収した 様に見える。
通常形態、レア種、チームダンジョン限定のレア種を3種存在する。チームレア種でないと「アレ」はでないので大変だった。
ここまでのDFが「特定地点から動かない」あるいは「決められたレール以外をほぼ動かない」のに対して、相当に広い「ボスエリア」をあっちにいったりこっちに行ったりと忙しい。
経常的には曲名にもある通り「蛇」 名前の由来はどう見ても「葡萄酒の名前」 深く気にしたら負けである。
部位破壊による麻痺、弱点部位の存在等、PSU、PSO2につながる要素は多いが、当時はただひたすらに面倒なだけであった… 討伐動画を探してみると納得できるかと思う。
ファンタシースターユニバース(PSU)及びファンタシースターポータブル(PSPo PSPo2 PSPo2i)の舞台
旧文明時代にリュクロスに封印されたが、Aフォトンリアクターに寄生する事で完全封印から逃れ、長い時をかけて現在に蘇った。
SEEDと呼ばれる存在の神、性質は他作品と同等で呼び方が違う程度の認識で問題無い。
ヒューマン至上主義団体のメンバー、カール・フリードリヒ・ハウザーを操り復活する事になる。
操ってとはいうものの、自我はハウザーに依存していたと思われる。
ちなみにPSUシリーズのダークファルスの曲名にIDOLAの名はついていなかったりする。
小林氏以外の作曲もあったからか?
無印PSUのラスボス。
ハウザーが生み出した自らのコピーキャスト、レンヴォルト・マガシがSEED化した人工衛星(HIVEと呼称される)と同化した巨大SEED及び、HIVEの動力源と同化して生まれた巨大SEEDの呼称。
衛星の動力源と同化した半人型の第一形態と、下半身は巨大な虫蛇、上半身は魔神というべき第二形態を持つ。
強大なエネルギー源を取り込んだ状態だった為、ダークファルスのコピーといっていい存在と化している。
作中では劣化とされているが実の所、オリジナルと遜色ないレベル。
第二形態の巨大隕石は広範囲攻撃かつ最大HPの80%固定ダメージだった為、直前の攻撃で削られた状態だと全滅は免れない。
もっとも、オンラインモードでの実装当時はLV差もあって、PSOVer2のチョップ並に即死する物理攻撃の方が恐ろしかったガーディアンズも少なくない。特に背中の突起物からの爆撃は多段という事もあり耐えきるのは至難。
戦闘曲はThe Hunt-The End of Planets-及びThe Vibe-The End of Planets-
ハウザーが復活させたダークファルス。
使われる依代はルートによって変わるがハウザーが依代の核になるせいでダルク・ファキス同様若本節全開となる。
第一形態は巨大虫蛇、第二形態は第一形態の下半身を持つ魔神というダルク・ファキスに似た形である。
初代を彷彿させる凄まじい威力を誇る『天罰』を使用するようになったが、基本的な所はダルク・ファキスと同じで、
なにより実装時にはステータス差が極めて縮まっていた為、さほど苦戦しなかったガーディアンズが多かったと思われる。 (流石に天罰と爆撃は脅威だったが、出す前に倒される事も少なく無かった)
戦闘曲はFight The Vicious Fate及びThe Last Story
PSPo2iで追加されたエピソード2におけるラスボス
世界に残されていたダークファルスの残滓をかき集めて、まとめて封印する為に復活させられたダークファルス
依代はダークファルス完全封印の為に犠牲になったナギサ、或いはワイナール。
ケンタウロスの様な形をしていて身体の各所にある核のいずこかに依代の魂が宿る。
多彩な属性攻撃を放つが、最大の特徴は依代の魂部分を狙わないと殆ど攻撃が通用しない点になる。
場所が変わったり、挙げ句にプレイヤーの魂を入れたダミー(攻撃すると逆に自分がダメージを受ける)まで出てくる。
魂の入れる核部分は胴体の一か所を除き破壊可能な為、破壊出来る全ての核を破壊して逃げ場とダミーを作る余地を奪うのも一つの攻略法となる。
戦闘曲はla DIOS Arrancar及びel DIOS Despertar
ファンタシースターZEROの舞台。
筆者は詳しくないので他の記述共々、ご協力お願いします。
生体コンピューター『マザートリニティ』を依代にしているのだとか。
戦闘曲はIDOLA The Imitated God及びIDOLA The Devil's Shadow
ファンタシースターオンライン2(PSO2)での舞台及びダークファルス。
PSUのハウザー以上に依代側の人格の影響を受けていて、ケースによっては依代側の自我が主軸のタイプも。
上記の通り、今作では数多くのダークファルスが同時に顕在する。
詳しくは単独記事ダークファルス(pso2)を参照。
戦闘曲は"IDOLA" da Sledge of Destruction(【巨躯】) 、la L'inno per il IDOLA(【敗者】)
完結していない為、他のダークファルスの曲も追加されると思われる。
ダークファルスに関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
ダークファルスに関するニコニコミュニティを紹介してください。
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最終更新:2025/12/13(土) 08:00
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