ナタ魔童の大暴れとは (ナタマドウノオオアバレとは) [単語記事]

ナタ魔童の大暴れとは、2025年に公開された中国の3DCGアニメ映画である。

概要

『封神演義』をベースにした「ナタ」シリーズの二作目となるファンタジー・アクション。

多彩なキャラクターやひねりの利いたストーリー、圧巻のバトルシーンをはじめ現代アニメーションの到達点とも言える膨大な情報量の美麗なグラフィックなどが話題を呼び中国で特大ヒット。アニメ映画世界歴代興行収入一位を記録した。

太乙真人の施した儀式で復活した哪吒だったが、申公豹の妨害により親友・敖丙の復活は失敗。

親友を助けるため敖丙の魂をその身に宿した哪吒は、素性を隠して闡教の試練を突破してゆくが……

哪吒（ナタ）: やんちゃで素行が悪い、型破りな主人公。目元のクマとギザ歯が特徴的。火系能力者。まだその身に炎が足りないため発展途上だがそれでも凄まじいパワーを持つ。
敖丙（ゴウヘイ）: 氷を操るもう一人の主人公。優しく冷静で哪吒に比べて凛々しい顔立ちをしている。
太乙真人（タイイツシンジン）: 丸々としたナタの師匠の仙人。見た目通り食い意地が張っている。
申公豹（シンコウヒョウ）: ゴウヘイの師匠で太乙真人の兄弟子。勘違いから哪吒らが住む陳塘関を襲撃する。身内への愛情は深い。
敖光（ゴウコウ）: 海底で特殊な鎖を管理し、妹弟である三名の龍王や魔物を制御している東海龍王。敖丙の父でもある。能力は水系。
無量仙翁（ムリョウセンオウ）: 名門中の名門である闡教の実質的な指導者。木属性の力を持つ。外見は小柄な好々爺だが、側近からはあまり好かれていないようだ。特技は仙丹づくり。