バッシュ・ザ・ブラックナイトとは、永野護の漫画「ファイブスター物語」に登場する架空の兵器、
「モーターヘッド(以下MH)」の一つである。
惑星カラミティ・ゴーダーズのMHマイト、ルミラン・クロスビンによる作。
当時のジョーカー星団における三大MHの一つ、「サイレン」シリーズを原型とする機体で、完成は星団歴2876年。
後には「星団三大MH」の名を「ナイト・オブ・ゴールド」、「ジュノーン」とともに獲得することになる機体である。
通称は「黒騎士」。本機に登場するパイロットも同様に黒騎士と呼ばれ、作中で何度か交代している。
ファティマ・マイト「モラード・カーバイト」作のファティマ「エスト」を専任とし、搭載された「シンクロナイズド・フラッター・システム」により、エストと本機の能力を増幅、カタログスペックから二回りほど上の性能まで引き上げることができるため、超絶的な戦闘能力を持つMHの中でも頭ひとつ抜けた、半ばチートじみた強さを誇る。
同作のプロローグにおいては、黒騎士バッシュ・グラードの駆る本機と、騎士カーレル・クリサリスの駆るMH「L.E.Dミラージュ」とが戦闘し、六十五時間と三十八分に及ぶ戦闘の果て、撃破寸前まで追い詰めるも、L.E.Dミラージュ頭部のカウンター・ウェイトに搭載されたレーザー・カッターによって不意を突かれ大破した。
開始二十ページで撃破されてしまうため今一強さがわからないかもしれないが、相手取ったL.E.Dミラージュは完全なチート機体であり、作中にまともに戦えるMHがほとんど存在しないと言って良い。結果的には奇策にやられたとは言え、それほどの機体を相手にして、ほとんど大破寸前まで追い詰めているという事実が、本機の尋常ならざる戦闘力を示していると言えるだろう。
なお、同作者の作品である「重戦機エルガイム」に登場するヘビー・メタル「バッシュ」がデザイン元で、
頭部のアンテナ(?)などに共通点が見られる。
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最終更新:2024/05/25(土) 23:00
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