ブルマーとは、下半身に着用する女性用の衣類の一種である。ブルマとも呼ぶ。
起源は諸説あるが、最も有力な説とされているのが女性解放運動家のアメリア・ジェンクス・ブルーマーが発案したという説である。当時の女性の衣服にはコルセットなど無理に肉体を絞めつけたりする物が多く、そうした衣服の発想から転換した衣服として画期的なものであった。なお丈は膝あたりまであった。
ブルマーは日本でも女子の体操着として導入されたが、導入初期はプリーツがつけられていてだぶつきのある形状のものが多く、その形状から「ちょうちんブルマー」という俗称もつけられた。
その後、だぶつきが無く、大腿部を露出し体型にフィットした「ショーツ型」とも称されるタイプのブルマーが一般的となり普及した。色は濃紺が多かったが、えんじ色をはじめ様々なカラーバリエーションも存在した。
こうして多くの学校で使用されていたブルマーだったが、大腿部を露出し、かつ殆ど下着と変わらないその形状から抵抗を感じる人も多かった。また、ジェンダーフリーの視点からも体操着が男女別である必要はないのではという意見も出された。更には盗撮行為やブルセラショップといった、ブルマーを性的好奇心の対象としてみるケースが広く知れ渡り、廃止運動に拍車をかけた。その結果、殆どの学校で女子の体操着はショートパンツ(短パン)等に切り替わり、体操着としてのブルマーは終焉を迎えた。
倫理的な賛否はあれど、前項にも記述の通りブルマーには性的好奇心の対象としての一面が存在し、それは現在も続いている。コスチュームプレイ(コスプレ)のひとつとして漫画、アニメ、イメージビデオ、AV、風俗店等で導入されている。
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最終更新:2024/05/24(金) 00:00
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