ブルマーとは、下半身に着用する女性用の衣類の一種である。ブルマとも呼ぶ。
起源は諸説あるが、最も有力な説とされているのが19世紀アメリカの女性解放運動家のアメリア・ジェンクス・ブルーマーが発案したという説である。当時の女性の衣服にはヨーロッパ式のコルセットで無理に肉体を絞めつけたりするスカートやズボンが多く、そうした衣服の発想から転換した衣服として画期的なものであった。なお写真や画像で見る限り、丈は膝あたりまであるだぶつきのある物であった。
ブルマーは日本でも女子の体操着として導入されたが、導入初期はプリーツがつけられていてだぶつきのある形状のものが多く、その形状から「ちょうちんブルマー」という俗称もつけられた。
昭和中期頃にだぶつきが無い物に変更、太もも部を露出し体型にフィットした「ショーツ型」とも称されるタイプの動きやすいブルマーが一般的となり普及した。色は濃紺が多かったが、えんじ色や緑色をはじめ様々なカラーバリエーションも存在した。
こうして多くの学校で使用されていたブルマーだったが、太もも部を露出し、かつ殆ど下着と変わらない事や激しく動くとパンツがはみ出るなど抵抗を感じる人も多かった。また、ジェンダーフリーの視点からも体操着が男女別である必要は無いという意見が出された。更には運動会での盗撮行為や写真集の販売といった、ブルマーを性的好奇心の対象として見るケースが広く知れ渡り、廃止運動に拍車をかけた。その結果、1997~2001年あたりまでに殆どの小中高の学校で女子の体操着はクォーターパンツ等に切り替わり、体操着としてのブルマーは終焉を迎えた。現在では陸上競技選手やそれを目指す生徒がスパッツと同じ生地等のブルマを使用している。ブルマの名称は古いという意見もあり単にショーツやパンツなどと呼ばれている。昭和世代のみが懐古するアイテムと思われがちだが、上記の通り昭和~廃止の平成13年近くまであるため厳密に言うとそうでも無い。世代では無い人からすると半ば伝説化している。
上記の通り従来のブルマーはほぼ絶滅したと思われるが、スカートと重ね着しても外から見えにくい(パンチラの防止にもなる)。動きを妨げず、保温効果が高いといった、スパッツやショートパンツにはない長所もあることから、年齢を問わずオーバーパンツとしての需要は根強いため、完全に絶滅することはないと思われる。入手は通販などで容易。
漫画作品やアニメ・ゲームなどでも昔から登場。現実でのブルマーが廃止してから久しく、現在が舞台の作品ではブルマーの女性キャラが出てくる事は稀。が、舞台が昭和や90年代の学園もの作品ではブルマーが見られる事があり、時代不明の世界観の作品でも登場する事があり、ブルマー好きを喜ばせる事がある。格闘ゲームではセーラー服のスカートの下がブルマーであるストリートファイターの春日野さくらなどが有名。
倫理的な賛否はあれど、前項にも記述の通りブルマーには性的好奇心(太ももフェチ)の対象としての一面が存在し、それは現在も続いている。コスチュームプレイ(コスプレ)のひとつとしてイメージビデオ、AV、風俗店等で導入されている。
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掲示板
291 ななしのよっしん
2025/07/27(日) 09:53:54 ID: ofon2Qq7+s
>>290
3次元のブルマーを見たことがある層は萌えにくい気がする
自分は昔のモノクロ写真しか見たこと無いけど、好みから外れまくった女子のブルマーは興奮するどころか萎えるだけだったし
292 ななしのよっしん
2025/09/16(火) 17:12:50 ID: 0jrkdfa8cB
最近のキュロットセパレートのスク水の下部分。実は
キュロットを剥がすと見事なまでにブルマになるという。だいぶサイズも合う。ちょっと剥がした後が気になるが履きたい人はどうぞ
293 ななしのよっしん
2025/09/21(日) 08:30:26 ID: YpMExV0/Fk
書こうと思ってたことが>>271に描かれてた
還暦は言い過ぎだけど、「おやじ臭い」ってイメージからは逃れられんわ
90年代に描かれた作品なら全然構わないんだけど、10年代以降に描かれた作品で女子がブルマー履いてると作者の年齢と助平心が想起されて萎えるんだよな
作者が女性で性的な意図が無かったとしても、取材不足を感じて没入感が削がれてしまう
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最終更新:2025/11/10(月) 00:00
最終更新:2025/11/10(月) 00:00
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