ポケットモンスター赤・緑 単語


ニコニコ動画でポケットモンスター赤…の動画を見に行く

ポケットモンスターアカミドリ

2.7千文字の記事
これはリビジョン 1202105 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

ポケットモンスター赤・緑とは、ゲームフリーク開発、任天堂から発売されたゲームソフトである。ジャンルはロールプレイングゲームあるいは育成・対戦ゲーム。本項では青及びピカチュウバージョンについても触れる。リメイク版については別記事「ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン」となる。

緑 赤

概要

ポケットモンスター第1作として1996年2月27日に発売されたゲームボーイソフト。表紙のポケモンはは赤・ファイアレッドがリザードン、緑・リーフグリーンはフシギバナ。ポケットモンスターシリーズの第1作目であり、第1世代にあたる最初期のゲームソフトである。分類上はRPGなのだが、圧倒的な知名度の割りに何故かRPGと言われてもピンとこないことが多い。

ポケットモンスター、ちぢめてポケモンと呼ばれるふしぎな生き物があちこちにいる世界。
プレイヤーはマサラタウンにすむ少年となって、カントー地方をめぐりさまざまなポケモンと出会い、それらを捕獲してポケモン図鑑を完成させることがおおまかな目標となる。
ロールプレイングゲームとしての特色は、プレイヤー自身は直接戦闘に参加せず、捕獲したポケモンに指示をあたえて戦わせるというシステムである。ポケモンは育てることでレベルが上がり、さまざまなわざを覚え、そしてポケモンによっては姿形までも変化する『進化』をとげる。
RPGと考えると全てのキャラをいくらでも仲間にでき、それを自由に交換でき、自由に技をカスタマイズでき、育てればめきめきと成長し、人と交換したり戦わせたりできるという驚異的な自由度を誇る。
また、151種類もの個性豊かなキャラクターがおり、さらにそれらは一般的なゲームキャラクターと異なり自分が捕まえたポケモンは『メタ的に見ても世界中で自分だけのもの』であるため戦う中で様々なドラマが勝手に生まれる。
そのため、自分だけの相棒と戦い抜く、或いは愛を注ぐと言うある種のキャラゲーとしての要素も含んでいる。

非常にバグが多い事で知られ、初期ロット版においてはバグによって当時151番目として「データはあるがゲームには登場させない」筈のミュウを出現させる事が出来たり、レベル100アップ法やアイテム増殖法、けつばんなどが小学生にまで浸透していた。これらのバグは製作陣の努力によるバージョンアップによって解消されていき、赤・緑の後期生産ロム、青バージョン、ピカチュウバージョンにおいては実行可能なバグは少なくなった(但し、バグデータの転送は出来た)。

ソフトの色は最初に選ぶポケモンにちなんでいる。ピカチュウバージョンを除く全シリーズで最初に選ぶ3匹というシステムは踏襲されている(ピカチュウバージョンのみピカチュウ一択。ライバルもイーブイ一択)。ちなみに国外では「赤・青」となっており、国外版青は国内版緑に準じている。その為、国内版青は国外では発売されていない。

赤と緑の違い

赤と緑の違いは、出現するポケモンがことなること。片方のバージョンによっては全く出現しないポケモンもいる。そ
のためどちらか片方のソフトだけではポケモン図鑑は完成せず、友人知人と協力して、2本のソフトと2台のゲームボーイ、そして通信ケーブルによるポケモンの交換が必要である。ポケモンを通信交換することで進化するポケモンもいるため、図鑑完成にはやはり通信は必須である。

ゲームシナリオやシステムには全く違いはない(金銀以降徐々に差が大きくなっている)ので、単に1人用RPGとして楽しむ場合や、図鑑完成を目指さない場合には、片方だけのカセットだけでも十分楽しめる。

ブームの火付け役とその影響

赤と緑の2バージョン同時発売という今までになかったソフト販売形態は、驚きと不安を持って迎えられた。基本的なストーリーやシステムはほとんど同じのため、『同じようなものを2本買わせるのか』というような批判もあるなか、発売された『ポケットモンスター赤』『ポケットモンスター緑』は、少しづつ口コミやコロコロコミックでの宣伝の効果もあって大ヒットソフトとなった。可愛いかっこいい151の多彩なポケモンたちと、通信による交換・対戦を全面に押し出したシステムは、友人や兄弟姉妹とのコミュニケーションツールとして全国的なブームを発生させた。老人たち『あんただ~れ?』おねえさん『ああ~ん!』そんなCMは知らん。

当時のゲームボーイ市場はかなり低迷しており(1年間の新作発売予定が10本あったとかなかなかったとか・・・)、TVゲームや他の携帯ゲーム機に押されつつある状況だった。しかしこの作品の大ヒットと、それにともなう『ポケモン』ジャンルの大ブームによってゲームボーイ市場が復活、現在に至る任天堂の携帯ゲーム市場の大きな牽引力のひとつとなった。作中に登場したポケモンの一匹であるピカチュウは、その絶大な人気からマリオやリンク、カービィなどとともに任天堂の看板キャラクターとして世界にはばたいた。

発売前から宣伝を行っていたコロコロコミックも、ポケモン情報記事やマンガなどで全面的にタイアップし、ポケモンブームを支えたんだッピ!ポケモン関連商品では、メディアファクトリーが版権を取得し、ポケモンカードゲームを始め、多くの商品を開発、販売した。玩具ではタカラトミーが主体であり、ぬいぐるみなどを販売している。

この赤・緑のヒットは携帯ゲームの市場に甚大な衝撃を与え、直接的にはポケモンのようにモンスターを育成して戦わせるタイプのゲームが二匹目の泥鰌狙いで多数登場することとなった。多くはうまく行かなかったようだが、ドラゴンクエストモンスターズのように大成してシリーズ化したものもある。
間接的には、通信交換や通信対戦要素を持つゲームが増えたことで後続のゲーム機自身の通信機能が強化され、通信・交換・対戦に至ってはジャンルを超えて普遍的に見られるようになった。

青・ピカチュウバージョン

本作はマイナーチェンジ版として2種類の追加のバージョンが存在する。
詳細は各記事を参照。

→ ポケットモンスター青
→ ポケットモンスターピカチュウバージョン

関連動画

ピコカキコ

398
マサラタウンのテーマ
418
マサキのもとへ~ハナダより
425
クチバシティのテーマ
1866
シオンタウンのテーマ
375
シオンタウンのテーマ(惨劇回避ver.)
1806
ラストバトル(VSライバル)

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • ポケモンソフト一覧
  • ポケモンずかん
  • ゲームボーイ
  • ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン(リメイク)
  • ポケットモンスター金・銀(続編)
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
上坂すみれ[単語]

提供: ふりい

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/13(土) 17:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/13(土) 17:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP