マリオ&ルイージRPGとは、任天堂から発売されたマリオシリーズのRPGである。
概要
かつてSFCで発売された『スーパーマリオRPG』の流れを汲むRPG(直接的な続編ではない)。
マリオのRPGというと他にも『マリオストーリー』と『ペーパーマリオRPG』などがあるが、アクションコマンドの進化系とも言えるブラザーコマンドや、1作目にスーパーマリオRPGの登場キャラであるジーノがこっそり登場している、開発スタッフが同じ(開発元のアルファドリームは旧スクウェアスタッフが立ち上げた会社)、作曲者が同じ下村陽子氏と、どちらかと言えばこちらの方が系譜としては近い。
1作目はGBA、2作目と3作目がDSで発売されており、定期的に新作が登場しているシリーズである。
1作目は2003年11月21日に発売し、2作目は2005年12月29日に発売、3作目は2009年2月11日に発売。
ストーリー
マリオ&ルイージRPG
ある日、キノコ王国に隣国マメーリア王国から親善大使がやってくる。しかしその正体はマメーリア王国の乗っ取りを企む魔女、ゲラゲモーナとその手下ゲラコビッツだったのだ!ゲラゲモーナはピーチ姫の声を奪い、代わりに喋った言葉が爆弾として実体化してしまう呪いをかけてマメーリア王国へと逃げていった。
マリオとルイージは、クッパの協力を得て一路マメーリア王国へと乗り込む。

マリオ&ルイージRPG2
キノコ王国で、オヤ・マー博士がコバルトスターを原動力とするタイムマシンを発明し、それに乗ってピーチ姫が過去のキノコ王国へと行ったが、帰ってきたのはボロボロのタイムマシンとゲドンコ星人だった。
ゲドンコ星人はより住みやすい星を求めて過去のキノコ王国を攻撃していたのだ。そこへ城の中に過去の世界へ続くタイムホールが現れた。
そこでマリオとルイージは、ゲドンコ星人の手からピーチ姫を救いに行くため過去の世界へ向かう。
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マリオ&ルイージRPG3!!!
のんびりと平和なキノコ王国そんなキノコ王国にある日突然、体がふくれ、コロコロと転がり続けてしまう恐ろしい病気、「メタコロ病」が流行り始めます。
事態を重く見たピーチ姫は、スターの精たちを呼んで会議を開き、マリオとルイージが冒険に出ることに
そこへやってきたのは大魔王クッパ。
会議の呼ばれなかった腹いせにピーチ姫を攫おうとしますがマリオに撃退されてしまいます。
森の奥で気がついたクッパは、怪しげな商人から、とても強くなれる「ラッキーキノコ」をプレゼントされます。
「マリオに勝てる!? 本当か!?」
クッパはキノコをひとのみにすると…
そのままピーチ城にたどり着いたクッパは、キノコの効果でまわりのありとあやゆるものを吸い込み始め、マリオ達まで吸い込んでしまいます。
クッパの体に吸い込まれたマリオたちは?
そして、キノコ王国の運命はいかに!?
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主な登場人物
- マリオ(シリーズ共通)
- 毎度おなじみスーパースター。
キノコ王国を救うためルイージとともにマメーリア王国や過去のキノコ王国を冒険する。
- 弟想いで正義感も強い頼れる兄。
- 2ではスタッフ曰く父親的存在で描かれる。
- ルイージをフォローする場面が多いが、たまに助けられることも。
- POWとスピードが上がりやすい。
- ルイージ(シリーズ共通)
- 毎度おなじみ永遠の二番手。
1作目では留守番しているはずだったが、クッパの勘違いにより、半強制的に同行させられる。やたら損な役回りだったり、型に押し込められてサーフボードにされたり、スターの丘の扉からほぼイジメに近い言葉攻めをうけたりと毎度ながら可愛そう扱いである。ただマリオとルイージが別行動をする際はマリオよりも出番が多めである。
マリオと比べてHPやHIGEが上がりやすい。
- クッパ(シリーズ共通)
- 毎度おなじみ悪の大王。1作目ではスーパーマリオRPGの時のように協力してくれる。・・・のだが、マメーリア王国に向かう途中でゲラコビッツに襲撃されたのを皮切りに、ルイージよりもはるかに悲惨な運命を辿ることに・・・2作目ではいつもの様にピーチをさらいに来た所を事件に巻き込まれる。3作目ではマリオ達が中に入ってしまい体内でのマリオ達を図らずもサポートする。(エンディングまで体内に居るのがマリオ達である事に気づいていなかった)
マリオシリーズでは毎度おなじみのキャラクターであるが、毎回ロクな目に遭わずこのシリーズにおいては不幸を背負って立つ役まわりである。しかし3作目ではついに操作キャラに昇格。作中では部下に対してツンデレな態度をとったり、素直に気持ちを表現できないでいる。ラスボス前には多くの名言を残した。
- また裏切った部下を許すという懐の広さを見せ、彼の人気は大きく向上した。
- ピーチ姫(シリーズ共通)
- 毎度おなじみさらわれマニア。1作目では自身はさらわれず声だけ奪われた。実は冒頭のゲラゲモーナが声を奪っていくシーンにはちょっとしたカラクリがあり・・・2作目ではゲドンコ星人にさらわれてしまう。3作目ではメタコロ病の解決のために緊急会議を開く。
- 不思議な魔法が使えるようでクッパを城の外へ飛ばしたことも。
- ダークスターを復活させることができる唯一の存在。
- ゲラゲモーナ(1作目)
- 美声を聞かせることで目覚め、願いを何でも叶えてくれるというマメーリア王国の秘宝、スタービーンズを悪用してマメーリア王国を我が物にしようと企む魔女。
- ゲドンコ星人(2、3作目)
- 2作目において過去のキノコ王国を侵略しにやってくる宇宙人。紫色の毒々しいキノコの姿をしている。おもな武器は銃。さまざまなタイプが存在する。
3作目にも隠しボスとして登場。攻撃力が高く、攻撃のタイミングが変わっているので厄介だが、彼らを倒せばスペシャルアタックが入手できる。
- 運が良ければ専用アイテムの「ゲドンコブーツが手に入ることも」
- ゲドンコ姫(2作目)
- ゲドンコ星人の女王でマイクで部下に檄を飛ばす。彼女が異様なまでにコバルトスターに執着するのにはとんでもない秘密があり・・・ピーチ姫に似ている気がするのはきっと気のせいである。
- ベビィマリオ&ベビィルイージ(2作目)
- それぞれ赤ちゃんの頃のマリオとルイージ。2作目においてハンマーを扱うのは彼らである。なお、べビィの涙にはある秘密が隠されており、エンディングで明らかになる。
- オヤ・マー博士(1作目、2作目)
- 「ルイージマンション」にも登場したお化け科学者。
2作目ではタイムマシンを発明。ゲドンコモンスターGの分析もする。巨大なポンプも発明し、ドッスン・ボルケーノの噴火を止める。ゲームの最後に壊れたタイムマシンの修理を終え、タイムホールのエネルギーで動くように改良した。
1作目ではマメーリア王国の城下町にあるカフェのオーナーをしており、新しいコーヒーを完成させる度に発明品をくれる。
- ゲラコビッツ(シリーズ共通)
- 天才的な頭脳を持った悪の科学者。
1ではゲラゲモーナの手下だったが、マリオとルイージに敗れゲラゲモーナは倒されてしまう。
なにやら計画を立てているようですが・・・?
ちなみに2作目ではバッチ売りとして登場。 マリオとルイージへの復讐を企んでいるが、彼に会えるのはベビィ達だけなので気づかれない。
3作目では黒幕として登場。
- ダークスターを復活させ、キノコ王国を部下のメタボスと共に支配しようと計画を進める。
- 自身もダークゲラコビッツへと豹変。実に哀れ名な最後を遂げてしまう。
- 「るるるるるる!!!」といえば彼である。
- イエロースター(チッピー) (3作目)
- ピーチ姫の願いで、メタコロ病の原因を探しているスターの精。
- 体内ではクッパにバレないようにチッピーと名乗る。
- クッパとはナイスコンビである。
関連動画
関連項目
- マリオシリーズの関連項目一覧
- スーパーマリオRPG
- ペーパーマリオシリーズ
- マリオストーリー
- ペーパーマリオRPG
- スーパーペーパーマリオ
- ペーパーマリオ スーパーシール