ルギアとは、ポケットモンスターに登場するNo.0249のポケモンである。初登場は金・銀。
| 基礎データ |
| 名前 |
ルギア |
タイプ |
エスパー ひこう
|
| 英語名 |
Lugia |
高さ |
5.2m |
| 分類 |
せんすい |
重さ |
216.0kg |
| 性別比率 |
性別不明 |
特性 |
プレッシャー |
| ― |
| グループ |
タマゴみはっけん |
隠れ特性 |
マルチスケイル |
| 孵化歩数 |
30720歩 |
捕捉率 |
3 |
| 世代 |
第2世代 |
努力値 |
特防+3 |
| 進化 |
進化しない |
| 図鑑データ |
| 全国図鑑 |
#0249 |
タイプ |
白 |
| ジョウト |
#247
#252(HGSS) |
ホウエン |
#― |
| シンオウ |
#― |
イッシュ |
#― |
| カロス |
#― |
アローラ |
#― |
| ガラル |
#― |
ヒスイ |
#― |
| パルデア |
#― |
|
|
←バンギラス | ホウオウ→
| No.0249
|
ルギア
せんすいポケモン
たかさ 5.2m
おもさ 216.0kg
エスパータイプ
ひこうタイプ
|
|
あれくるう うみを しずめるほどの
すさまじい ちからを もつ。あらしに
なると すがたをみせる とつたわる。
|
|
|
| 種族値 合計680 |
H
P
|
攻
撃
|
防
御
|
特
攻
|
特
防
|
素
早
|
| 106 |
90 |
130 |
90 |
154 |
110 |
図鑑説明
- ポケットモンスター金、リーフグリーン、ハートゴールド
- つよすぎる のうりょくを もつため ふかい うみのそこで しずかに ときを すごすと つたえられる。
- ポケットモンスター銀、ファイアレッド、ソウルシルバー、Y
- うみのかみさま と つたえられる ポケモン。あらしのよる すがたを みたという はなしが つたえられる。
- ポケットモンスタークリスタルバージョン
- あれくるう うみを しずめるほどの すさまじい ちからを もつ。あらしに なると すがたをみせる とつたわる。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- つばさを かるく はばたかせた だけで みんかを ふきとばす はかいりょくを もっている ために かいていで ひとしれず くらす ように なった。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、X
、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- ふかい かいこうの そこで ねむる。ルギアが はばたくと 40にち あらしが つづくと いわれている。
概要
- ジョウト地方に伝わる伝説のポケモンで、「海の神」と呼ばれている。あまりに強大な強さを持つため、うずまきじまの奥深くで眠っている。
- 金・銀発売の直前に映画「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」に登場し、ゲーム、アニメを含めた作品としてはこの映画が初出となっている。ミュウツーに続き劇場版タイトルを冠する2体目のポケモンとなり大反響だった前作の期待を背負うが、それにも劣らず絶対的な存在として描かれた。この為、当時多くのポケモンユーザーを銀版派へ誘導したとされる。
アーシア島に伝わる伝説では、
- 火の神、雷の神、氷の神に触れるべからず。
されば、天地怒り世界は破滅に向かう。
海の神、破滅を救わんと現れん。
されど、世界の破滅を防ぐことならず。
- すぐれたるあやつり人現れ、神々の怒り静めん限り…。
- つまり、トレーナーがいないと世界の破滅を救えないらしい。実際、映画ではサンダー、ファイヤー、フリーザーをなだめるために戦いに介入するが、さすがに3対1では刃が立たなかった。しかし、フルーラの笛によって復活し、持ち前の耐久を生かして優れたる操り人(サトシ)を守る。
- しかし、コレクターのジラルダンによって捕獲されかかった時はさすがに怒りが頂点に達したのか、エアロブラスト(はかいこうせんにも見えるが光線の周りに風の描写もあり、また同作品でのギャラドスのはかいこうせんとは明らかに違う描写だったのでそう筆者は解釈している)で攻撃し、その流れ弾にあたったサンダー、ファイヤーを一撃で戦闘不能(といってもそれまでの戦闘で消耗はしていたが)にするほどの攻撃力を見せていた。
- 実は元々製作中の金・銀には存在せず、劇場版2作目にあたって考えられたアニメオリジナルのポケモンであり、「生命の源」の仮説を持つ深層海流を象徴するポケモンとして作られた。
- 当時、「ポケットモンスター2(仮題)」の発売が当初の予定より2年近く延期されており(1997年末⇒1999年11月)、「ポケモン2(仮題)」試作品のタイトル画面は、ホウオウのみが登場するというものだった(2バージョンを想定していない)。ルギアは、劇場用にアニメ版のメイン脚本を担当する首藤剛志氏が作りだしたキャラクターだったが、いつの間にか氏の知らない所でこの設定が開発中の「ポケモン2(仮題)」に、内々で逆輸入されていたという。
- 首藤氏は元々ルギアに女性的なイメージを内包したようだが、当時のポケモン映画の人気の後押しもあり、男性的なキャラクターになってしまったことに不満を抱いていたらしい。
- 「海の神」だがみずタイプではない。
- 専用技のエアロブラストがあるが、耐久向きのステータスの為あんまり役に立たなかったりする。とは言え性能自体は高く積み合いにも強い優秀な技。
- 伝説のポケモンだが、イマイチパッとしない耐久向きのステータス。積みわざには「めいそう」があり、「じこさいせい」「はねやすめ」で回復もこなせるが半減タイプが少ないため過信はできない。
- 初登場の第2世代では持ち前の耐久からのろい+ふきとばしという強力なコンボが狙えた。エアロブラスト急所からの強引な突破力もあり最強候補の一角。
- ポケモンXD闇の旋風ダークルギアではタイトルの通り、ダークポケモンとしてダークルギアが登場した。ダークポケモンの状態ではダークブラストという強力な技を放つ。リライブにはリライブホール全体のテンポをMAXにしないといけないという面倒な仕様だが、リライブさせるとデオキシスの専用技「サイコブースト」や「フェザーダンス」など強力な技を覚える。
- HGSSのイベントで、まいこはんとのミスマッチが酷評されているが、エンジュシティ住民の「二つの塔に二匹のポケモン …しかし塔が燃えて以来、片方は飛び去ったままだ」という旨の発言から、元々は「やけたとう(かねのとう)」に棲んでいたものと思われる。
- ARサーチャーで隠れ特性の「マルチスケイル」が解禁された。もともと高い耐久力が大幅に上がる強力な特性で、ぜひ活用したい。ただし、耐久型である関係上プレッシャーも捨てがたいため選択となる。四倍弱点を持たず、高い耐久値を持つためどんな攻撃でもほぼ一発は耐えられるようになるのは大きな強み。
- ルギアが使えるルールでは飛行・エスパー共に抜群を取れる相手が非常に少なく、種族値以上に火力不足が目立つ。自身の耐久が高いこともあり、撃ち合いになると泥仕合を演じることが多い。
ルギアのタイプについて
なぜルギアが水・飛行タイプではなく、エスパー・飛行タイプかという疑問を抱く人が絶えない。
公式によるとルギアが「みずタイプ」ではない理由は、羽のついた見た目の「ひこうタイプ」と初代の強ポケが「エスパータイプ」だったことからである。以下原文まま、回答者はゲーフリのクリエイターの森本茂樹氏。
まず、ルギアは羽が生えたグラフィックをして飛んでいるので、1つ目のタイプとして「ひこうタイプ」が決まり、もう1つのタイプは、当時は強いポケモンの象徴として「エスパータイプ」があって、ルギアにも強いポケモンのイメージをつけるために、「みずタイプ」ではなく「エスパータイプ」がつけられたそうです。
よって、ルギアが水中を泳いでいるのに「みずタイプ」ではない理由は、見た目の「ひこうタイプ」は外せず、当時の強いポケモンの象徴として「エスパータイプ」が選ばれたからだそうです。
なお、グラードンとカイオーガは陸と海、ディアルガとパルキアは時間と空間というように、対になる伝説のポケモンは対立概念的なイメージがつけられていますが、ホウオウとルギアの場合は、ストーリー上で直接ホウオウとルギアが関係してくることはないものの、イメージとしては太陽と月、昼と夜、陰と陽、海底と天空、上と下というような意味があるそうです。
太陽と月、昼と夜というようなイメージは、ホウオウとルギアが元々、ポケットモンスター 金 銀で追加された時計機能の昼と夜の世界観の中で生まれたポケモンであるからだそうです。
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